万病に効くという「釈迦の霊泉」の秘密、海水が腐らぬ謎… 水研究の権威・久保田昌治博士が語った“本当に不思議な水”(インタビュー)

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イメージ画像:「Gretty Images」

■不思議なエネルギー、どうやって身体に取り込むべきか

――釈迦の霊泉の地理的特殊性に関してもお尋ねします。あの辺りはフォッサマグナ(大地溝帯)に近く、柏崎―千葉構造線という活断層にも隣接した場所ですが、太古の昔は海辺だったわけですよね? その点が「ゼロ磁場」(※)で有名な長野県の分杭峠とちょうど共通しますが、やはり何らかの大きな影響があるのでしょうか?

※ N極とS極の磁気がお互いに打ち消し合い、ほぼゼロに近いほど磁気の低い状態が保たれているという場所。パワースポット。

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「ゼロ磁場」として知られる分杭峠(長野県) 画像は「Wikipedia」より引用

久保田  火山の噴火によって溶岩が噴出しますが、その温度は少なくとも1000度以上。吹き出した瞬間に、山頂付近の温度(0度以下)で急冷されて固まりますが、そういう状態の岩石が水に接することで水に何らかの影響を与えている可能性が考えられます。強烈な地殻変動を受けた場所の岩石や土壌に接した水が、影響を受けて変化し、ある種の機能を持っているのかもしれません。水を研究している人間としては、そのような水が何らかのエネルギーを持ち、人体に好ましく作用していたとしても決して不思議なことではないと思います。

――そのような不思議な力をもった水を飲む場合と、湯治だけの場合とを比べると、やはり飲んだ方が効果は高いのでしょうか?

久保田  お風呂に入るということは全身が浸かるわけですからね、やはり飲んだうえで浸かれば、より効果は大きいと思います。

――日本ではなぜか昔から温泉に浸かるほうがメインで、“飲む”という発想はあまりなかったように思われるのですが、一つには、そもそも飲用の許可を得ている温泉が少ないということでしょうか?

久保田  そうですね。日本では飲める温泉水は少ないのですが、それは有害物が含まれる可能性が高いからです。硫化水素や亜硫酸ガスなどの有毒ガスが溶けていたら、飲むことは望ましくはないですね。それと、一般的に温泉水はあまり美味しくないものが多いです。

■まだまだ解き明かせないストレスと水の不思議

――「釈迦の霊泉」でガンが消えた経験をしている人々について、先生の過去のご研究と照らし合わせて考えるならば、やはり水の特殊な分子構造のようなものがガン細胞にはたらいたということになるのでしょうか? 正常な細胞だけではなくガン細胞にも効いて、しかもピンポイントで消すという力は、とても不思議だと思うのですが。

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