「水道水の塩素は毒」水研究の大御所・久保田昌治博士が“水タブー”を完全激白! 民営化の害、がん、陰謀…(インタビュー)

 日本における水研究の権威であるウォーターデザイン研究所所長・久保田昌治(しょうじ)氏は、本職の傍ら日本サイ科学会の理事長として活躍するなど、超常現象にも造詣が深い。インタビュー前編では、末期がんなどの万病に効くといわれる群馬県「釈迦の霊泉」について専門的観点から評価してもらったが、中編ではいよいよ水道水に含まれる塩素の害、さらに水道民営化が招くことになる戦慄の未来について、一切のタブーなしで本音を語ってもらった。

※ 久保田博士が「釈迦の霊泉」の不思議なパワーの謎と真実に迫った前編はコチラ

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久保田昌治氏(撮影=編集部)

■水道水の消毒、世界の潮流とは異なる日本の現状

――先生ご自身は水道水を頭ごなしに否定されているわけではなく、むしろ日本の水道水はかなりキレイな方だと仰っています。では最近、水道の民営化に関する法案が国会で承認されましたが、その点について何か懸念されていることはありますか?

久保田昌治氏(以下、久保田)  非常に懸念しています。今は東京都をはじめ日本全国で配水管の老朽化が進み、交換しなければならない時期に入っているのです。そのためにすごくお金がかかる、だから民営化しようというのが実情のようですが、それで水道料金が安くなるという保証はどこにもなく、私はむしろ高くなると思います。そんな重大な法案が、どうしてすんなり通ってしまったのか。世界を見ても、一度は民営化したものの、また公営に戻してしまう国があるくらいです。

――水道の民営化によって、今の浄水方法が変わる可能性もあるのですか?

久保田  基本的には変えられないでしょう。その理由についてお話する前に、まずは現在、世界的に水道水の消毒方法は2つに大別されます。塩素を使うアメリカ方式と、オゾンを使うヨーロッパ方式です。オゾン方式は、ヨーロッパで120年の歴史があります。では日本の消毒方法はどうでしょうか。

 戦前の日本では、微生物処理が主体でしたが、戦後になってアメリカが「日本人は消毒もしない水を飲んでいる」というので塩素消毒が義務づけられました。家庭の蛇口をひねって、塩素が0.1ppm以上残っていないと供給してはいけないということになった。

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第一次世界大戦の西部戦線で、化学弾を投射しようとするドイツ軍  画像は「Wikipedia」より引用

 しかし塩素は本来、第一次世界大戦でも使われた毒ガスの代表。塩素の臭いを嗅いだだけで倒れてしまう人もいるほどです。それにもかかわらず、日本では上限規制がなく、水を消毒するためにいくら入れてもよいことになっている。夏場に水道の蛇口をひねって塩素の臭いがした経験があるかもしれませんが、これは水温の上昇に伴って塩素の消耗が速まるため、注入塩素量を増やしているからです。しかし、万が一にでも蛇口を開いたときに大量の塩素を吸い込んで亡くなったとしても、浄水場の責任ではないんです。

――それは恐ろしい話ですね。

久保田  ところが現在の日本では、(塩素消毒に加えて)オゾンを使った非常に高度な処理が3~4割の浄水場で行われているんです。

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東京都葛飾区に所在する金町浄水場 画像は「Wikipedia」より引用

 消毒することの本来の理由を考えれば、水に含まれる菌が基準値以下であればよいのであって、塩素が残っている必要はありません。オゾン処理が行われているなら、これは塩素消毒を止めても問題ないはずですよね? 実際、ヨーロッパの水道水はオゾン処理だけで済んでいます。しかし、たとえば東京の浄水場では、オゾン処理した水にさらに塩素を入れるという無駄が行われている。これは法律で、塩素が残っていないといかんと決まっているからなのです。これがみんな水道料金に上乗せされてくるわけです。

 東京の水道水はこんなに美味しくなったという「東京水」というボトル入りのミネラルウォーターがありますが、あれは各家庭に配水されている水道水とは違います。オゾン処理した後の水で、各家庭にはその後、塩素を添加した水が配水されています。

 ちなみに、塩素消毒を広めた当のアメリカには(塩素の)上限規制がしっかりと存在して、おまけにオゾン方式への切り替えも進んでいるんです。しかし日本では、なぜか一向に切り替えの話があがってこない。問題は、ここなんです。

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