令和時代は大災害時代になる!? 「令和南海トラフ地震」「富士山・令和大噴火」で日本滅亡も!
4月1日に新元号「令和」が発表され、いよいよ5月より新しい時代の幕開けとなる。改元に伴って平成は正式に“過去の時代”となるが、この時代を今改めて振り返ってみると、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震など国難レベルの地震や、雲仙岳や御嶽山の噴火、さらに各地での豪雨など、大災害が相次いだ時代となった。次の令和時代こそ、天災の少ない穏やかで平和な時代となってほしいものだが、残念ながらそんな希望を打ち砕くような要素が極めて多いのが現実だ。
そこで今回は、平成時代に起きる可能性が指摘されていたものの令和時代に“持ち越し”となった災害を、最新情報とともにまとめてお伝えする。これらはすべて、今後30年ほどの期間に十分発生し得ると考えられている危機だということを忘れてはいけない。
■令和時代の大地震
【南海トラフ巨大地震】
日本の広範にわたり壊滅的被害をもたらす巨大地震。目下、この地震大国で最も発生が近いのではないかと考えられている激甚災害だ。政府の調査や学者たちの見解に加え、現在のタイミングが、ちょうど「巨大地震400年サイクル」の法則に合致するとの指摘もあり、覚悟しておかなければならない。
筆者の研究では、現在発生している黒潮大蛇行が終息し、かつエルニーニョ現象が続いている期間、発生する可能性が非常に高くなると思われる。名古屋大学・古本宗充氏は「静岡から琉球海溝まで一連のものとして動く可能性が、まだ残っている」という見解を示しており、そうなればM9超の超巨大地震となってしまう。
3月27日には日向灘でM5.4の地震が2回発生したが、これは「南海トラフ巨大地震の前兆ではないか」という報道も見られた。日向灘の大地震と南海トラフ巨大地震は連動して、さらなる巨大地震も招きかねないと指摘する科学者もいるため、無視できない。過去の南海トラフ巨大地震について調べると、昭和東南海地震(1944年)の5年前にM6.5、3年前にもM7.2の大地震が起きていたことがわかる。いつ日本が壊滅するほどの巨大地震が起きても不思議ではないものとして、警戒を怠ってはならない。
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