【展示中】テレパシーで宇宙人スケッチ、廃材で大量の謎仮面、18禁熟女ヌード…!「アウトサイダー・アート」の大祭典が東京で開催中、表現しなきゃ生きられない!!!

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取材・文 ケロッピー前田

 東京ドームシティのギャラリー・アーモにて、『櫛野展正のアウトサイド・ジャパン展』が、現在開催中(5月19日まで)である。

 櫛野展正といえば、アウトサイダー・キュレーターを名乗り、死刑囚、ヤンキー、老人、スピリチュアル系など、従来のカテゴリーには収まらない表現者たちから生み出されるイマジネーションや創作への情熱にも“アウトサイダー・アート”ならではの価値と感動があるとアピールしてきた。日本では一般にアウトサイダー・アートというと、障害のある人の表現活動と関連づけられることが多い。櫛野も当初は社会福祉施設で働き、そこでアウトサイダー・アートとかかわっていたが、独立してからは広島県福山市のアートスペース『クシノテラス』を拠点とし、その領域を大幅に拡張してきた。

 今回の展示は、櫛野のこれまでの活動を集大成する、今まででも最大規模のもの。70人を超える表現者のアウトサイダー・アートの作品が2000点以上一堂に会するという驚くべき内容となった。この展示は、櫛野の著書『アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート』を下敷きにしたもので、そこで紹介された総勢135組のアーティストから厳選するばかりでなく、新規の出展者も加えた贅沢な内容となっている。


■過去最大級、アウトサイダー作品が大集合

「東京にこれほどのアウトサイダー・アートの作品が集まるのは初めてのこと。一見、変わった表現者ばかりが集められていると思うかもしれませんが、実は、展覧会を見終わったあとには皆さんのまわりにも彼らと同じような表現者が潜んでいるかもしれないんです。そういうところも一緒に楽しんでいただけたら嬉しいですね」

 展覧会について、櫛野はそう語っている。一方、内覧会トークのゲストを務めた水道橋博士は、この展覧会をこうアピールした。

「ヘアサロン」 – 酒井寅義(自作の仮面90点以上、仏像8点) 水道橋博士がゲストとして展示の感想を述べた、それに応じる櫛野展正

「誰にでも、表現するための素質のようなものはあるんです。作品を見てもらえると、そのことがよくわかると思います。お子さんなんかを連れてこられたら、原初的なアートの衝動や表現にはいろいろなやり方があることを気づかせてあげられると思うんですよね」

 水道橋博士を櫛野が案内する形で展示の解説が行われた。それに付き添うように、展示会場に足を踏み入れた。

 

■テーマは「異形」「楽園」「廃材」「エロス」など…

 まず、膨大な数の作品群と対峙していく過程で役立つのが、11に区分されたテーマである。「憧れ」「異形」「描く」「家族」「楽園」「廃材」「エロス」「過剰装飾」「老人芸術」「フェイク」「ヘアサロン」という構成になっている。

 

●憧れ

 入口すぐは「憧れ」をテーマとし、1000組以上の妄想芸人を頭の中に作って、ネタからイベントまですべて創作するけうけげん、紙でデコトラを約800台も作っている伊藤輝政、創作の特撮やアニメの世界を構築する伊勢田勝行らの作品があった。

「憧れ」 – 伊勢田勝行(自作の特撮やアニメ映像など)

 

●異形

 それに続く、「異形(いぎょう)」というテーマでは、UFOを呼ぶ名物老人・景山八郎がテレパシーで宇宙人と交信して彼らの姿を描いた絵画、いろんな種類の昆虫の死骸を大量に用いて武者人形を作り続けた稲村米治、廃材でおびただしい数の不気味な仮面を量産してきた謎の男・ストレンジナイトらが並ぶ。特にストレンジナイトは、生前から櫛野にさえ正体を明かすことはなかったことから、仮面ばかりでなく、全身像も展示して、あたかも仮面を被った本人がそこに立っているような演出をしたという。

「異形」 – 景山八郎(テレパシースケッチ12点)
「異形」 – 稲村米治(5000匹の昆虫の死骸で製作した新田義貞像)
「異形」 – ストレンジナイト(自作の仮面100点以上、絵画16点など) 作品の前に立つのは、アウトサイダー・キュレーターの櫛野展正

コメント

1:匿名 2019年5月1日 01:47 | 返信

テレパシーやない、妄想や…

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