25人の霊媒師に除霊されたAV女優の正体とは? 元エロ本編集者が暴露「黒く塗りつぶされる男たちが…」

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画像は「Getty Images」より引用

 相棒のA夫が彼女のシステム手帳へ名前を書き記したあと、私はマネージャーへ封筒に入れたモデル料を支払った。「からみモデル」の場合、当時の相場は8万円である(単体モデルなら10万円)。

 新宿中村屋を出てタクシーをひろい、マネージャーを残して3人で乗りこんだ。AV撮影と違い、からみ撮影にしろ単体撮影にしろマネージャーは現場へついてこない。

 メインの撮影場所は業界御用達の「浅草K」という和風旅館である。しかしその前に、青山墓地で「外撮り」をすることを前日にA夫と決めてあった。で、まず行き先を「青山墓地」と運転手へ伝えた。

 助手席にA夫、後部座席に私と彼女が座った。その日だけの「王女様」に、さっそく私はお愛想を口にする。彼女は最初、けっこうまともに受け答えをしていたが、そのうち突然こんなことを言い放った。

「わたし、いま25人の霊媒師に除霊されてるんです」

「えっ、25人の霊媒師? なんでまた?」

「わたし家で、ときどき意識を失うことがあって。そのとき包丁を握り、殺してやるってお母さんを追いかけまわすらしいです。だからお母さんが霊媒師に頼んで見てもらったんです。そしたらその霊媒師さんが、わたしひとりじゃとても無理だっていって25人のチームを作ったんです」

「はあ、世間には25人のチームが組めるくらい霊媒師がいるんだねえ」

 呑気にそんな感想をもらした私だったが、さすがに次の瞬間、こりゃやばいと気づいた。なにせいま向かっているのは青山墓地である。なにか凄いもんに憑りつかれているという彼女が、墓地の霊群に感応してどんな振舞いにおよぶか知れないではないか。

「あのさあ、これから青山墓地で撮影するんだけど、大丈夫?」

「ぜんぜん大丈夫ですよお。わたしお墓大好きですから」

「あ、そう。よかった」

 馬鹿だ。よいはずがない。

(ちなみに当時、私とA夫は27歳。彼女は21歳。ピンクのカーディガンに白いフレアスカート、白いヒールという「ザ・からみモデル嬢」姿であった)

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