パリ人肉事件の佐川一政と「AV共演」で“喰われた“女優・里見瑤子が激白! 彼の口から聞いた“カニバリズム”の真相――映画『カニバ』特別インタビュー

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撮影:河西遼


――今回は佐川さんと、どのようなコミュニケーションを取ったのでしょう?

里見 そういえば、映画では使われませんでしたけど、佐川さんの肖像画を描きました。言葉でコミュニケーションを取ろうとするとすぐにお疲れになっちゃうから、モデルになってもらって絵を描くことで意思の疎通を図ったんです。画家でもある弟さんからは「もっと陰影を」とアドバイスをいただきましたが、佐川さんは「そのままでいいじゃない?」みたいなことをおっしゃっていました。

――仕上がった映画をご覧になって、どういう印象を?

里見 昔の映像(『実録SEX犯罪ファイル』)の一場面が使われるとは思わなかった! そんなこと言わなくていいんだよね? ウフフフ。でも本当に知らなかったんですよ。

――ビックリしましたか? それとも照れ臭かったですか?

映画『カニバ』より。(C)Norte Productions, S.E.L


里見
 もう自分じゃないですよね、作品になっちゃうと。だから照れ臭いとかはないです。それに、わざわざ顔をカットして使っていたので、監督たちは、「メイドの格好をしている今の私と、AVの人物が同一人物である」ということは意図していないところなんじゃないでしょうか。

 もし同じ人間であることを見せたいのであれば、顔を見せたでしょうから。だからそこはもしかしたら、作品としてはそんなに関係ないところだったのかな、素材として使われただけなのかな、と思っています。監督たちが撮り方も編集も全部決めているので、私はただ映っているだけなんですよ。特に私の意図したものは何もないです。

 監督たちはカニバリズムに興味があって、それをテーマにした映画を作ろうと思ったときに、佐川さんが唯一「そういうことを実際にやって会える人」だった。だから佐川さんに出てもらって、カニバリズムの映画を撮ろうと思ったということを聞きました。

 ただ、実際に完成品を見た率直な感想を言いますと、「これって、カニバリズムがテーマになっているんだろうか?」と思いました。

撮影:河西遼

――カニバリズムに対する、里見さん個人の見解をお聞きかせください。

里見 見解はないです!(笑) ないです、ないです、本当に何も。パンフレットを読むと監督たちがあれこれ書いていますけど、私はカニバリズムが何なのかもわからないまま作品に出ていますから。

 

――では、特段思い入れもなければ、理解を示すこともなく出演されたと。

里見 理解を示すって、どうすればいいんですか?(笑) と言いつつ、特別なことではないんじゃないかと、どこかで思っちゃうんですよね。佐川さんは実際に人の肉を食べたんでしょうけど、かといって「佐川さん=カニバリズム」となるのか? 疑問に思っています。一度でも食べたらカニバリズムになっちゃうんですか? そういうことなんですか? 性癖ってことですか? カニバリズムって何?

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