【閲覧注意】インドで“3つの頭”を持つ赤ん坊が誕生! 「エイリアンのよう」重篤すぎる先天異常の原因は?
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インドのウッタル・プラデーシュ州の町エータにある保健センターで今月11日、「3つの頭」を持った赤ん坊が誕生した。母親は激しい陣痛に苦しむこともなく、無事に女の子を出産した。しかし、赤ん坊を見た医者たちは驚いた。彼女の後頭部に2つの大きな突起があったからだ。出産の現場に立ち会った人は「彼女はエイリアンのように見えました」と話す。
この赤ん坊は、なぜ「3つの頭」を持っていたのか? 英紙「Daily Star」などは、「脳ヘルニア」と呼ばれる先天異常が原因であると報じている。脳ヘルニアは、頭蓋内の圧が高まり、脳組織の一部が正常な場所からはみ出してしまう症状である。頭蓋内で脳組織や髄液が増えたり、脳腫瘍などの占拠物が発生したりすることで引き起こされるとされる。脳ヘルニアを放置すると、頭蓋内の圧がますます高まって意識障害や呼吸困難などを引き起こしかねない。脳ヘルニアを患って生まれてくる赤ん坊の生存率は55%。他にも合併症がある場合、生存する可能性はさらに低くなる。
赤ん坊は現在、充実した設備のあるエータ地区病院へ転院となった。MRI検査を受けた後、手術が行われる予定だという。エータ地区病院の最高医務責任者、ラジェシ・サカー医師は、赤ん坊の後頭部にある突起を切除するつもりだと説明する。
インドでは、他にも同様の事例が報告されている。以前トカナでも報じた通り、ジャンムー・カシミール州の町ノーハッタで今年、「双頭」の赤ん坊が誕生し、驚いた父親によって生き埋めにされる事件が起きた。この赤ん坊も重篤な脳ヘルニアだったが、手術によって正常な脳以外の腫瘍や余分な皮膚が無事に切除された。
一方、脳ヘルニア以外の先天異常が原因で「双頭」の赤ん坊が誕生することもある。インドネシア・バタム島で昨年生まれたジラン・アンディカちゃんは、妊娠中に卵子が完全に2つに分裂しなかった結合双生児である。1つの体に2つの頭という姿で、しかも髄液が頭蓋腔内に貯まって脳室が肥大する水頭症も患っている。両親はジランちゃんを助けたいと望んでいるが、手術費を支払えないという事情に加えて手術自体も困難であるため、手術は実現していない。
複数の頭を持って生まれた赤ん坊たちの多くは長く生きられない。だからこそ、手術が成功した赤ん坊には、命を失った赤ん坊たちの分まで健やかに生きてほしいものだ。
(文=標葉実則)
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