子どもが描く絵に”著しい変化”、女の子はより女性を描く傾向が強く、キャラクターも女性的に! 40年前と怖いくらい違う…!

 人の絵を描くように言われた子どもはどんな姿の人物を描くのだろうか。そしてその人物の性別は? こうした子どもたちの絵がこの40年間の“ジェンダー観”の変化を表しているという興味深い最新の調査研究が報告されている。

■1977年と2015年の子どもたちの絵を比較検証

 米ソ冷戦時代の1980年、西ドイツ人女性の就業率は48%であったがその後は徐々に上昇し、2014年には73%に達している。こうした女性にまつわる社会的変化は“ジェンダー観”にも確実に影響を及ぼしていると考えたほうが自然だろう。

 そこで独・ミュンスター大学とオスナブリュック大学の合同研究チームが、40年前と今の子どもたちが描く絵を比較し分析することで、子どもたちのジェンダー観の変化を探った研究を先日発表している。

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「Big Think」の記事より

 研究チームは1977年のドイツの小学生208人と、2015年の小学生168人がまったく同じ条件と指示のもとで描いた絵を比較して分析した。どちらの時代も児童たちの年齢は5歳10カ月から8歳のまでの間の子どもたちで、おおむね男女半々であった。またどちらの時代の児童たちもハイレベルな教育環境が整った地域で暮らしていて、母国語はドイツ語である。

 紙と鉛筆を渡された2つの時代の児童たちは「できるかぎり詳しく人の絵を描きなさい」という指示のもと、特に時間制限が設けられていない中、思い思いの絵を描いたのである。

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