複数恋愛「ポリアモリー」はエロと純愛を両立させて”お得”と判明! 一夫一婦制の固定概念覆す大学研究がスゴい!

 一般的なカップルは、つき合いはじめたばかりのころが最も熱く“お盛ん”で、次第にその熱は冷めていくといわれている。しかしこうした一般論が当てはまらず、いつまでもお熱い関係が続く人々がいるという。それはポリアモリーの人々だ。

■ポリアモリーは実に“恋心多き”人々

 カップルはどうしてつき合いはじめたころが最もお熱いのか? それは進化人類学的に説明できるという。

 つき合いはじめの数年が“お盛ん”なのは、その後の精神的な絆を形成することに加え、序盤の段階で子づくりをしたほうが生存戦略上、有利であるからだという。

 つまり“お盛ん”でなくなったからといって単純に愛が冷めたというわけではなく、“お盛ん”である必要がないほどに強い絆を育むことに成功したともいえるのだ。だがもちろん、個別具体的に見れば、本当に関係が冷え込んでしまい離婚へ向けてまっしぐらというケースもあり得る。

 年を経るごとに、徐々にカップルの関係の有り様が質的に変わってくるということになるが、ある種の人々は、いつまでも“お盛ん”でありながら、パートナーと心の絆を深める人々もいるという。

「Big Think」の記事より

 カナダ・ヨーク大学の研究チームが今年4月に「Social Psychology」で発表した研究では、大規模な調査を通じて、複数のパートナーを同時に持つポリアモリー(polyamory)とパートナーは、ただ1人、つまり一夫一婦制のモノガミー(monogamy)それぞれのカップルと関係性の違いを探っている。

 1168人のモノガミーと2183人のポリアモリーを対象にしたオンライン調査では、人々は現在のパートナーとの性的満足度、親密度に加え、エロティシズム(eroticism)と献身的愛情(nurturance)の程度についての質問にも回答した。ポリアモリーの人々はメインのパートナーとの関係のほかに2番目のパートナーとの関係性についても報告した。

 収集した回答を分析した結果、研究チームが予測したように、ポリアモリーは平均して、メインのパートナーとより献身的愛情を育み、2番目のパートナーとはエロティシズムの度合いが高い関係を結んでいたことが判明した。つまりポリアモリーの人々は精神的な愛情を育むと同時に“お盛ん”でもあるのだ。そしてメインのパートナーの間であっても、モノガミーよりはエロティシズムの程度は高かったのである。

「PsyPost」の記事より

 さらに驚くべきことに、ポリアモリーがメインのパートナーとの間に育んでいる献身的愛情の程度もまたモノガミーが報告するものよりも高かったのだ。これらの違いは、カップル関係の期間を考慮に入れて調整した場合でも変わることはなかった。ポリアモリーの人々は実に“恋心多き”人々であったのだ。

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ