【閲覧注意】“ハンマーヘッド赤ちゃん”が誕生! 頭がどんどん膨張、手術できる医師がいない絶望的状況=フィリピン
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フィリピンの首都マニラで誕生した赤ん坊の女の子、MKクルーズちゃん(生後11か月)は頭が大きく肥大している。“ハンマーヘッド赤ちゃん”とでもいうべき彼女の姿を英紙「The Daily Mail」(8月9日付)などが報じた。
クルーズちゃんの症状は「水頭症」と見られている。水頭症とは、髄液の産生や循環、吸収などの異常によって髄液が頭蓋腔内に貯まり、脳室が異常に拡大してしまった病気である。髄液は脳を外部の衝撃から保護したり、脳圧を調節したり、脳に栄養などを運搬して老廃物を排泄したりするといった役割があると考えられている。しかし、髄液が脳を圧迫すると、脳機能に悪影響を与え、頭痛や嘔吐、視覚障害などをもたらす。
クルーズちゃんの頭の腫れは、通常の水頭症のように頭頂部の周囲に均等に広がっているわけではない。頭の一部が突き出していることから、水頭症ではなく、腫瘍などの別の病気の可能性もある。いずれにしても、クルーズちゃんの頭は日に日に大きくなっている。
クルーズちゃんの家族は、娘の頭を治療してくれる外科医を探している。クルーズちゃんは既に視力に問題を抱えているため早急な手術が必要だが、数千ドルの費用がかかると考えられていて実現が難しい。しかし、マニラの地元コミュニティの人々は資金集めをサポートし、クルーズちゃんの母親は「娘は救われます」と信じる。一方、乗客用自転車の運転手として働く父親は次のように述べる。
「医師は、頭の腫れを上手く取り除ければ視力もきっと回復するだろうと言います。しかし、非常に危険な手術であり、ここにいる医師たちは、いずれも実施はできないとのことです。手術をしなければ、娘がどうなるのかわかりません」
水頭症の手術は「シャント術」と呼ばれる。過剰な髄液が体内の別の場所に常に排出されるようにするため、チューブでつなぐ手術である。シャント術によって、頭蓋骨内の圧力を下げることができる。
フィリピンにはクルーズちゃんを救える医師がいないため、米国から医師が来てくれるのを待つしかない。そんな状況下でも希望を捨てない母親は、「私の娘はきっと救われます。手術を実施できる医師がいるはずです。私たちは娘のために戦い続けます」と前向きだ。クルーズちゃんと彼女の家族が普通の生活を送れるようになることを願いたい。
(文=標葉実則)
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