8月26日は、射殺の瞬間が生中継された「バージニア・テレビクルー殺人事件」の起きた日!

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『ブライス・ウィリアムズのTwitterと殺人投稿映像』(写真はBryce WilliamsがTwitterとFacebookに投稿したもの)

 2015年8月26日は、米バージニアで生中継をしている最中のテレビクルーが射殺された「バージニア・テレビクルー殺人事件」の起きた日である。


 犯人のブライス・ウィリアムズ(本名ビクター・フラナガン)は、放送中のクルーに近付き、スマートフォンで撮影をしながらリポーターのアリソン・パーカーとカメラマンのアダム・ワードを射殺し、インタビューを受けていたヴィッキー・ガードナーにまで重傷を負わせた。


 その瞬間は、その場に崩れていくアダムの手の中のカメラによって、テレビで生中継されることとなった。


 そしてブライス・ウィリアムズは撮影した映像をfacebookに投稿し、Twitterで「I filmed the shooting see facebook(殺人を撮影したのでフェイスブックを見て)」と告知した。


 そして追跡してきた警察の前で、自殺をしたのだった。


 殺人の2時間後にはABCテレビに犯行声明をファクスで送りつけ、「バージニア工科大学銃乱射事件」の犯人であるチョ・スンヒ、「コロンバイン高校銃乱射事件」の犯人、エリック・ハリスとディラン・クレボルドへの影響を記している。


 ちなみに、ブライス・ウィリアムズは元々同じ放送局で仕事をしていた黒人の記者だったが、感情的に過ぎると二年前に解雇されていたこと、そしてその当時黒人の同性愛者であることで差別を受けていたと考えており、その復讐としての凶行だったといわれる。


 殺人や自殺をカメラが捉えてしまった事件は他にもあるが、2カメで、そして生中継と動画投稿という完璧な形で世の中に出てしまった殺人事件は他に類をみない。SNSの即時性が、最悪な形で世界に証明されてしまった、極めて“現代的な”殺人事件である。

 

<トカナ 今日の不幸を記憶するブラックカレンダーより>

編集部

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