8月27日はビートルズを発掘したマネージャー、ブライアン・エプスタインがアスピリンの過剰摂取で亡くなった日!

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『ブライアン・エプスタインの死を伝える「デイリーミラー」紙』(写真は英『デイリーミラー』紙/1967年8月27日夕刊)

 1967年8月27日は、全世界を熱狂させたアイドル・グループ「ザ・ビートルズ」のマネージャーであったブライアン・エプスタインが死亡した日である。


 典型的なロックンロールバンドであったザ・ビートルズをスカウトし、衣装をスーツに決定し、ステージでの演奏後には必ず一礼するなど、初期ビートルズのイメージ戦略を担ったことで知られ、その絶大な効果は彼らの輝かしいキャリアが証明している。


 それは、彼らがアメリカに渡り世界中の人気を獲得するのに、1年半もかからないという爆発的なヒットであった。


 そしてビートルズは、デビュー3年でライブ活動も停止せざるを得ないほど狂乱の日々を送ったのである。以降はスーツを脱ぎ捨て、アーティスト化していくビートルズの陰で、マネージャーとしてのエプスタインの存在感は次第に失われていったが、それぞれの道を模索するメンバーのまとめ役としてのエプスタインの重要性が明らかになったのは、皮肉にもその突然の死以降であった。


 アスピリンの過剰摂取という半ば自殺ともとれる彼の死から3年も経たないうちに、世界最大の人気グループは解散を迎えてしまったのである。


 ちなみに、寡黙な男として知られていたエプスタインであったが、その訃報は当日のうちにタブロイド紙の一面を飾るほどに大きなニュースバリューを持っていた。


 当時のビートルズの人気の為せる業といえばそれまでであるが、一マネージャーの死がここまで大々的に報じられたのは前代未聞である。


 それは生前のエプスタインの静かな人間性には似つかわしくない、スキャンダラスな最期であった。

 

<トカナ 今日の不幸を記憶するブラックカレンダーより>

編集部

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