“世界最大の腫瘍”を切除した男が再び話題に
【閲覧注意】世界最大「110kgの腫瘍」が悲惨すぎて目を疑うレベル! 全身が“腫瘍クッション”に埋もれて…=中国
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日本で難病に指定されている遺伝子疾患に「神経線維腫症」がある。中でもI型は「レックリングハウゼン病」とも呼ばれ、良性もしくは悪性の腫瘍を生じさせる他、日常生活に支障のある痛みを引き起こすこともある。2500~3000人に1人の発症率で、半数は家族にも病歴があり、残り半数は突然変異で発症するとされる。
I型の痛みは、メカニズムが解明されていないため、手術や薬物療法以外に緩和する方法がない。また、痛みは特定の腫瘍にとどまらないため、患者の生活にもさまざまな悪影響を及ぼす。ワシントン大学のデータベースを利用した調査によると、I型の成人患者255人のうち55%が昨年中に少なくとも1回の手術を受け、現在17%が鎮痛作用のあるオピオイドを処方されていることが判明した。また、ヨガやマッサージ療法、理学療法などの代替医療は、医学的な根拠が明確ではない治療法と比較して、痛みの改善に効果的であることもわかった。代替医療がオピオイド依存症発症のリスクを軽減する可能性があるという。
I型の苦しみは痛みだけではない。全身の皮膚にたくさんできる腫瘍や「カフェオレ斑」と呼ばれる茶色のシミのせいで、患者の生活の質が著しく悪化することもあるのだ。2014年7月8日に英紙「Mirror」が報じた中国人男性、ヤン・ジャンビンさん(25)もそんな患者の一人だった。ヤンさんは110キロにも達する世界最大の腫瘍の持ち主だったが、9人の医師によって16時間かけて行なわれた手術によって腫瘍が切除された。手術では5000mLもの輸血を必要としたという。その1か月後、ヤンさんは無事に退院した。詳細については当時トカナもお伝えしたが、何度見ても衝撃的なその姿が今、ネット上で再び話題になっているようだ。
手術の37年前に誕生したヤンさんは、右腰の上あたりに濃い痣があった。その痣は12歳の頃には拳大の腫瘍となったため、切除手術を受けたが、すぐにまた大きくなっていったという。やがて腫瘍は110キロにまで肥大し、ヤンさんはベッドに横たわったり座ったりする以外には何もできない生活を強いられていた。手術を担当した医師、チェン・ミンリャンさんは「神経線維腫症の患者は以前にも見たことがありますが、これは今まで見てきた中で最大の腫瘍です」と述べた。
神経線維腫症患者の中には、ヤンさんのように人間らしい生活を送れなくなった人々もいる。彼らを救済するための医療技術が開発されることを願うばかりだ。
(文=標葉実則)
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