9月5日は、ミュンヘン・オリンピックで起きたテロ「ミュンヘン虐殺事件」が発生した日! 人質全員死亡!

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マーク・ポドウェル作『ミュンヘン虐殺』(図案中央)と、その事件の実行犯

 1972年9月5日は、ミュンヘン・オリンピック開催期間中にイスラエル選手団と関係者がパレスチナの武装組織「黒い九月」に人質に取られ虐殺されたテロ「ミュンヘン虐殺」が発生した日である。

 8月26日から開催されていたミュンヘン・オリンピックの選手村に、5日早朝4時頃に忍び込んだ黒い九月の8人はユダヤ系アメリカ人選手ユセフ・ロマーノとレスリングコーチのモシェ・ワインバーグを射殺し、他9人を人質に立て籠もりを開始。

 宿舎から発表されたその要求は、イスラエルに収監されているパレスチナ人234人の9時までの解放であった。

 しかしイスラエル側は即座にその要求を拒否。さらにイスラエル国防軍部隊に拠る武力行使を申し出たが、西ドイツは自国での解決を決断しそれを拒否。

 立て籠もり犯と交渉をしながら引き延ばし、翌日深夜に突入作戦を敢行したが、西ドイツ警察側にテロ対策への経験が欠けていたこともあり、結果的には人質9人全員(1人が選手で残りはコーチら)と警官1人が死亡するという最悪の結果となった。

 犯人側は5人が死亡、残る3人は拘束されたが、この実行犯は同年10月29日に発生する「ルフトハンザ航空615便ハイジャック事件」の結果解放される。

 オリンピックは事件発生以降5日は中止されていたが、アベリー・ブランデージIOC会長は翌6日からの開催を強行。

 イスラエルは8日からPLOへの空爆を開始するなど、まさに“平和の祭典”どころではない惨劇が続いた。

 2020年に東京オリンピックを待ち受けている日本であるが、あらゆる意味で1972年ミュンヘン・オリンピックに起きたこの《悲劇》のことは記憶すべきであろう。

<トカナ 今日の不幸を記憶するブラックカレンダーより>

編集部

コメント

1:匿名 2019年9月6日 10:21 | 返信

こんなことが起きてたんだな知らなかった

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