ロシアがまさかの「ドーナツ型の宇宙船」を開発中と発覚! エンジンなしで爆速…アッと驚く構造とは!?

ロシアがまさかの「ドーナツ型の宇宙船」を開発中と発覚! エンジンなしで爆速…アッと驚く構造とは!?の画像1
画像は「RT」より

 ロシアが「ドーナツ型宇宙船」の開発に乗り出したことが明らかになった。ロシア国営ニュース「RT」(10月5日付)が報じている。

 このドーナツ型宇宙船は太陽を利用した推進システムを持つ。表面にコーティングされた特殊な物質が、太陽に近づくにつれて蒸発し、推進力を生むのだ。これにより重いエンジンを搭載する必要性がなくなる。

 さらに、エンジンを搭載していないにも関わらず、既存のどんな探査機よりも速く移動することができる。太陽系の終端には彗星が生まれると考えられている、謎に包まれたオールトの雲(太陽系の外側を球殻状に取り巻いていると考えられている理論上の天体群)があるが、このドーナツ型宇宙船ならそこに最速で到達し、観測することが可能となる。

「他の恒星までのフライトには膨大な時間がかかります。NASAの無人宇宙探査機であるボイジャー1号ではオールトの雲に到達するまで300年かかりますが、我々のドーナツ型宇宙船なら、20~30年で行くことができるのです」

 そう語るのはロシア・サマーラ大学のオルガ・スタリノヴァ教授だ。教授によると、次の世代は遂に太陽系の終端を研究することができ、さらには太陽系形成の秘密にも迫れるようになるとのことだ。

ロシアがまさかの「ドーナツ型の宇宙船」を開発中と発覚! エンジンなしで爆速…アッと驚く構造とは!?の画像2
画像は「getty images」より

 興味深いことに、ドーナツ型宇宙船で火星を温めることさえ将来的にできるようになるかもしれないという。宇宙船に反射材を取り付け、太陽光を火星に照射するというのだ。以前、テスラCEOのイーロン・マスク氏が、火星を核攻撃することで大気温を上昇させるプランに言及したが、それよりもずっと安全だろう。

 現在、研究者らは、機体を燃やさずに太陽に最接近する方法を模索中とのことだ。実現すれば天文学界に大きな影響を与えることになりそうだ。

 ところで、ドーナツといえばドーナツ型UFOが思い起こされる。特に国際宇宙ステーション(ISS)はドーナツ型UFOの遭遇が多い。トカナでも「虹色ドーナツ型UFO」「ドーナツ型クラゲ生物」などを取り上げてきたが、最近も「リング型UFO」がISS搭載のカメラに撮影され話題になった。

人気連載

danger
イタコ、霊媒、エロ祈祷…エログロナンセンスな超常現象ドキュメンタリー『恐怖・怪奇・悪霊 超常現象の世界』とは?

イタコ、霊媒、エロ祈祷…エログロナンセンスな超常現象ドキュメンタリー『恐怖・怪奇・悪霊 超常現象の世界』とは?

※こちらは2020年の記事の再掲です。 ――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・...

2024.02.27 08:00奇妙
青酸カリで人を殺すのは意外と難しい。推理小説のトリックは概ね間違いだった!?

青酸カリで人を殺すのは意外と難しい。推理小説のトリックは概ね間違いだった!?

【ヘルドクター・クラレの毒薬の手帳 第1回、青酸カリ/後編】  ※本記事は2...

2024.02.07 08:00科学
【毒薬の手帳】ググっても出てこない、青酸カリの本当の話

【毒薬の手帳】ググっても出てこない、青酸カリの本当の話

本記事は2015年に掲載された記事の再掲です。 【ヘルドクター・クラレの毒薬の...

2024.02.06 08:00科学
九州地方で正月に行われていた飲尿儀式の伝統があった!?

九州地方で正月に行われていた飲尿儀式の伝統があった!?

※本記事は2018年の記事の再掲です。 【日本奇習紀行シリーズ】 九州地方 ...

2023.12.30 08:00奇妙
運気を爆上げして「引き寄せの法則」を発動!! 激動の時代を生き抜くための波動グッズ3選

運気を爆上げして「引き寄せの法則」を発動!! 激動の時代を生き抜くための波動グッズ3選

癒しフェア 2024in大阪 広瀬学 講演 「アリス矢沢透のなんでも応援団!内...

2024.04.19 10:00スピリチュアル

ロシアがまさかの「ドーナツ型の宇宙船」を開発中と発覚! エンジンなしで爆速…アッと驚く構造とは!?のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

トカナ TOCANA公式チャンネル