【閲覧注意】エル・チャポの息子逮捕が招いた「転がる死体、逃走する囚人、燃え上がる街…」! カルテルと治安部隊が全面戦争!

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【閲覧注意】エル・チャポの息子逮捕が招いた「転がる死体、逃走する囚人、燃え上がる街…」!  カルテルと治安部隊が全面戦争!の画像1画像は、「The Daily Mail」より

 メキシコ・シナロア州の都市クリアカンで17日、麻薬王「エル・チャポ」として有名なホアキン・グスマン受刑者の息子、イヴァン・グズマン容疑者(39)とオビディオ・グスマン容疑者(28)が一時的に拘束された。英紙「The Daily Mail」によると、35人のメンバーで構成される治安部隊が2人の潜伏していた住宅に強行突入したという。

 拘束後間もなく部下の援軍によって逃走することに成功したイヴァン容疑者は、オビディオ容疑者を救出するため、麻薬カルテルを率いて8時間にわたって治安部隊と戦った。彼は治安部隊メンバーを人質にするとともに、部下たちに治安部隊メンバーの家族を誘拐させた。市内各地で発生した銃撃戦では8人が死亡し、20人以上が負傷。当局は翌日、部隊のメンバー8人が人質となり、オビディオ容疑者を拘束中の住宅も麻薬カルテルに囲まれてしまった状況を受け、オビディオ容疑者を解放せざるを得なかった。

 海外の動画共有サイト「LiveLeak」などで公開されている当時の映像には、銃声が鳴り響く中、人々が逃げ惑い、車が炎上し、あちこちで黒煙が噴き上がる様子が映っている。海外の過激ニュースサイト「BestGore」では、惨殺された警官の遺体が路上に転がっている凄惨な現場を見ることもできる。頭部を撃たれて脳が飛び出している遺体もあり、戦闘の激しさを物語っている。

 17日の銃撃戦では、クリアカンの都市機能が麻痺したといわれる。混乱に乗じて刑務所の囚人たちは暴動を起こし、職員から武器を奪って脱獄した。また、2人の警備員が人質となったが、後に解放された。クリストバル・カスタニェダ公安局長によると、56人の囚人が逃亡したという。18日の朝は炎上した車で道が塞がったままで、学校は閉鎖され、職員に自宅待機を命じる公共機関もあった。

 アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領は18日、「1人の犯罪者を捕まえることに人々の命以上の価値はありません。(オビディオ容疑者を解放するという)決定が下され、私はそれを支持しました。私たちは死を望んでいません。私たちは戦争を望んでいません」と述べた。一方、この決断に対する批判も根強く、ロペスオブラドール大統領が目指す「非暴力による治安回復」の方向性が改めて問われることになるだろう。

 イヴァン容疑者とオビディオ容疑者はメキシコ最大の麻薬密売組織「シナロア・カルテル」を牛耳る人物である。オビディオ容疑者は、2018年に米国から引き渡し要求があったため、メキシコ当局は彼を拘束する機会をうかがっていた。しかし、治安部隊が麻薬カルテルの実力を過小評価して捕獲作戦を決行したため、クリアカンが壊滅状態になるほどの被害が拡大してしまった。ロペスオブラドール大統領は今年麻薬戦争終結を宣言したが、麻薬をめぐる混乱は現在も続いている。
(文=標葉実則)

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