奇習! ギラギラの性欲が渦巻く「集落の夏祭り」体験談
奇習! ギラッギラの性欲が渦巻く東海地方の「集落の夏祭り」体験談 ー 排他的な人々の蛮行と悲劇!
【日本奇習紀行シリーズ 東海地方】
今でこそその数を減らしているものの、かつて日本各地には実に細かいローカルルールが定められている地域や集落が多数存在していた。そうしたエリアに住む人々の多くは極めて排他的な性質を持っており、事情を知らぬ他所者が訪れた場合は、無条件に“攻撃”の対象とされていたケースも少なくない。
「ちょっと祭りを見に行っただけで、あんな目に遭うなんてね……本当に信じられないですよ」
今を遡ること約60年前に自身を見舞った“忌まわしい出来事”についてそう語りはじめたのは、東海地方のとある地域で暮らす瀧本次郎さん(仮名・83)。瀧本さんの話によれば、まだ二十歳そこそこだった1950年代後半のある年の夏、彼は恋人と共に訪れた隣県のとある集落の夏祭りで、にわかに信じ難いような体験をするはめになったのだという。
「(当時勤めていた)工場の人らが“結構盛り上がる祭りがある”って話していたのを聞いて。工場からもそんなに離れていなかったもいのですから、当時つきあっていた女子工員とね、出かけたんですよ。でもこれがひどい話でしてね……」
瀧本さんは女性とともにバスを乗継ぎつつ、同僚たちが噂していたという集落へと降り立った。初めて訪れる土地ということもあって、土地勘はなかったものの、すぐに祭りの会場は見つかったという。しかしいざ会場に到着し、夜店などを覗いてみると、どうやら様子がおかしい。子供から大人まで、すれ違う人々全員が、瀧本さんたちを怪訝そうに眺めていたというのだ。
「なんだかおかしいなとは思いましたよ。けども、見られていても別に何かされるわけじゃなし、気にしないようにしたんですよね。だけども、そうこうしているうちに、屋台の人が、“あんたら、ここいらの人じゃないだろう? それなら早く帰ったほうがいい”だなんて言い出すんです。私らはなんのことかもわからなかったんですが、何か薄気味悪い感じもして、すぐに帰ることにしたんですけども……時すでに遅し、でした」
会場についたばかりだというのに、周囲の不穏な空気を気にして、今来た道を引き返すこととなった瀧本さんたち。しかしその道すがらにすれ違う人々は、舌打ちをしたり、なにやら不満げな表情でぶつくさと呟いていたのだという。なかにはあからさまにわざと肩をぶつけてくる男や、これみよがしに瀧本さんらの足元を目がけてゴミを投げつけてくる子供などもいたそうだ。
「さすがにね、これはおかしいな、と。たしかにね、当時、話では聞いたことがあるんです。そういう集落があるって。よそ者をものすごく嫌うっていう。でも、問題はその後です。いきなり7,8人の男たちが私らの前に躍り出て、金と女を置いていけと言い出したんですよ」
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