12月26~1月11日前後に巨大地震の危険!? 「晴れと曇りの日に注意」専門家が警告…アルバニア地震→日本連鎖か?

――物理・IT・電気的宇宙論の専門家、平清水九十九が解説!

12月26~1月11日前後に巨大地震の危険!? 「晴れと曇りの日に注意」専門家が警告…アルバニア地震→日本連鎖か?の画像1
アルバニア地震。画像は「Daily Mail」より

 ギリシアの北に位置するアルバニアで、現地時間11月26日3時54分にM6.4の直下型地震が発生した。死者30人以上、負傷者650人という大惨事になったが、どのようなメカニズムで、この地震が起こったかを電気的宇宙論を拡張した電気的地球科学で見てみよう

 これまで筆者は、地震は岩盤内部に溜まった電気が放電することにより起こると説明してきた。また、地震と同じ原因で電子が大気中に放出されると雨になるとも説明した。今回の地震には、このメカニズムを統一した視点で説明する「誘電体バリア放電」が深く関わっている。

 

■誘電体バリア放電

 本題に入る前に、誘電体バリア放電を簡単に説明しておこう。一般に放電は、電極の間に直流をかけると絶縁体が破壊され、電流が一気に流れ出すような極端な現象としてイメージされることが多い。しかし、自然界では“直流による放電”と“交流による放電”が存在するのだ。

 誘電体バリア放電は、その交流放電タイプで、気体の絶縁体をはさんだ交流による放電現象が主なため、比較的緩やかな放電になる場合が多い。実は、誘電体バリア放電は日常的にもマイナスイオン発生器で使われているので身近な現象でもある。

 地球大気ではこの誘電体バリア放電が起こっている。まず、電極に相当する地下のマントル上部と電離層の2つには電位―電圧の異なる陽子、電子が蓄えられている。これらが交流として振舞う。そして、絶縁体となるのが地殻の岩石と大気だ。

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誘電体バリア放電の概略 電離層とマントル上部の間で起きる地震、雨、台風、雷などはすべて放電現象として考えることができる。

 誘電体バリア放電は、周波数が高くなると電極から離れた位置で放電が起こり、周波数が低いと電極の近くで放電が起こるという性質を持つが、このことは同じ電子の移動でも、周波数により地震になったり雨になったりすることを意味している。

 

■アルバニア直下型地震の特徴

 ここで26日にアルバニアで起こった地震の特徴を確認しておきたい。

発生時間UTC:26-NOV-2019 02:54:12

東経:41.51

北緯:19.52

M:6.4

深さ:20

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