理由は「処女じゃないから」⁉ インドネシアの17歳女子体操選手、国際大会の最中に除名され帰国

 11月30日から12月11日までフィリピンで開催された「東南アジア競技大会」は、いわば東南アジア限定のオリンピックのようなもので、2年に1度開催されている。東南アジア各国は本家本元のオリンピックではメダルを獲得することが難しいが、この大会では数多くのメダル獲得が期待できるために、現地ではけっこう盛り上がる大会である。

 先日、この大会に参加するために現地でトレーニングを行っていたインドネシアの女子体操チームの17歳の選手が、代表チーム関係者によって大会開幕前に突然帰国させられるという事件が起こった。その理由というのが、「彼女は処女じゃないから」というとんでもないものだった。

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非処女の濡れ衣を着せられたと主張するサニアさん

 処分を受けたサルファ・アヴリラ・サニアさんは8歳から体操競技を始め、これまでに50個近くものメダルを獲得しているという期待の星だ。ところが、サニアさんの母親によると、チームのコーチが「(サニアさんに)いつも夜遅くまで男の友人たちと外に遊びに出かけていることについて問い詰めた結果、処女じゃないことが分かった」として、彼女をチームから除名したというのだ。ちなみに母親は、「娘はまだ処女」と主張し、不当処分であることを訴えている。

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非処女の濡れ衣を着せられたと主張するサニアさん

 一方、インドネシアのスポーツ省はこの訴えを否定。帰国処分はあくまでも選手のパフォーマンスと規律問題が理由だとしており、「もし帰国処分の理由が選手の処女性に関するものだった場合は、断固たる処置を取ります。なぜならそれは、選手のプライバシーや尊厳の問題であり、パフォーマンスとは関係ないからです」という声明を出している。

 サニアさんの家族は今回の処分に抗議するため、サニアさんの処女膜は傷ついていないという医療診断証明書を添えて、インドネシアのスポーツ省に手紙を送っている。

 世界最大のイスラム教国であるインドネシアでは、女性に関しては保守的な考え方がまだ主流で、特に結婚前の女性の処女性は非常に重んじられている。しかし現在では、若い男女が結婚前に体の関係を持つことは、決して珍しいことではなくなっているという。

 また、処女性とはまったく関係ないはずの軍や警察でも、女性職員を採用する際には、その女性の倫理観や身体検査の一貫として処女検査が未だに行われているという報道がされ、国際人権団体からは即時廃止が求められている。

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インドネシアの美女警察官たち

参考:「Kaola News

文=ケニー草間

●ケニー草間

アメリカの4年制の大学を3年で卒業したわりに、英会話があまり上手ではないという、よくある元日本人留学生。とはいえ、新聞だけはよく読んでいたので(といってもスポーツ欄がほとんどだったが)、今でも短い見出しを見ただけで、面白いネタかどうかすぐ分かるのが強み。

コメント

3:匿名 2019年12月18日 09:31 | 返信

この記事はむしろ時代錯誤な女性蔑視に苦言を呈する内容なんじゃないですかね…

2:匿名 2019年12月18日 04:33 | 返信

俺は50過ぎても童貞だけどね

1:匿名 2019年12月18日 04:01 | 返信

トカナの編集部さま。トカナの記事が女性を辱める内容の記事が多いので、コメント欄はヘイトスピーチや、暴力的なコメントばかりです。オカルト内容なのに、性を面白がる男性中心の内容に偏向して面白くありません。トカナの編集部はたぶんセクハラが多い職場で、女性が嫌がるんだなと推測しています。

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