12月21日はテロ事件『パンアメリカン航空103便爆破事件』が発生した日! 270人全員死亡、連鎖型テロ社会の始まり…

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(画像はWikipedia Pan Am Flight 103より使用)

『当日撮影された事故後のパンアメリカン航空103便の残骸』

 1988年12月21日は、ロンドンのヒースロー空港を飛び立ったパンアメリカン航空103便がスコットランドのロッカビー上空で爆破されたテロ事件『パンアメリカン航空103便爆破事件』が発生した日である。


 相次ぐテロが日常的に多発している現在からみても格段に大規模なこの事件は、リビア人テロリスト2人が持ち込んだ時限式のプラスチック爆弾が爆発し、地上でも大爆発を引き起こした。


 その結果、住民11人を含む乗員乗客全員である、270人が死亡。


 被害者の多さに加え、驚くべきことにこのテロはリビア国家が関与していたこと、しかも、1986年にアメリカが行なったリビア空爆に対する報復行為として行なわれたものであることが後に発覚したことで国際的衝撃を伴う事件となった。


 事件後、当時のリビア最高指導者であったカザフィ大佐は犯人2人の引き渡しを拒否していたが、様々な国際的圧力に負けるようにして引き渡し、国際司法裁判所によりメグラヒ容疑者に終身刑、フヒマ容疑者には無罪が言い渡された。


 アメリカのリビア空爆はリビアのテロ支援への制裁がその名目であったが、その結果、新たなる巨大テロ事件を招くことになったのである。


 その意味で、現在の《連鎖型テロ社会》へと続く兆しとして、『パンアメリカン航空103便爆破事件』は永遠に記憶すべき不幸であるといえるだろう。

 

<トカナ 今日の不幸を記憶するブラックカレンダーより>

編集部

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