1月2日は活動家・奥崎謙三が昭和天皇をパチンコ玉で狙撃した「昭和天皇パチンコ事件」発生日!

1月2日は活動家・奥崎謙三が昭和天皇に向かってパチンコ玉で狙撃をした「昭和天皇パチンコ事件」の発生した日!の画像1
(画像はDVD『ゆきゆきて神軍』使用)

『原一男監督作品「ゆきゆきて神軍」のDVDジャケット』

 1969年1月2日は、皇居の一般参賀に駆けつけた活動家・奥崎謙三が昭和天皇に向かってパチンコ玉で狙撃をした「昭和天皇パチンコ事件」の発生した日である。


 この日は1954年の「二重橋事件」以来、6年ぶりに開催された皇居一般参賀であったが、”神軍二等兵”を自称する奥崎謙三は、15メートル先のバルコニーにいる昭和天皇に向かってパチンコ玉3発を発射。


 続けざまに「ヤマザキ、天皇をピストルで撃て!」と叫びもう1発を発射したところで、警官に取り押さえられた。


 いずれも命中しなかったが、暴行罪により1年6カ月の判決が下った。この事件を機にバルコニーへ防弾ガラスが張られることとなったという点においても、皇室史に残る歴史的な事件である。


 しかし、この時点で、奥崎の人生が満天下に知らしめられる日がくることを予想したものはいなかったであろう。


 今も語り継がれる原一男1987年の代表作『ゆきゆきて神軍』は日本映画史、ドキュメンタリー史に残る問題作として、金字塔を打ち立てた。


 一見誰もがシンパシーを感じ得ないある老人アナーキストを追いかけた映画としては、奇跡的なまでに人々の心を捉えて離さない作品となった。


 しかし、その結果、一種のサブカルヒーローとして祭り上げられAV的作品にまで出演を果たすことになる奥崎の晩年が幸せになったとは言い難いであろう。だが、誰にも知られず歴史の闇に沈んでいくことよりは、報われたといえるのかもしれない。

<トカナ 今日の不幸を記憶するブラックカレンダーより>

編集部

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