1月4日は発明王エジソンの会社がアジアゾウを電気ショックで公開処刑した日!

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(写真はWikipedia Topsyより使用。Public Domain)

『処刑場へ渡ることを拒むゾウのトプシー』

 1903年1月4日は、ニューヨークのサーカスで生まれ育ったアジアゾウのトプシーがエジソンの電気会社により電気ショックで処刑された日である。


 ニューヨーク・コニーアイランドの遊園地「ルナパーク」内のサーカスへ1875年にやってきたトプシーは、幼少期からの虐待のストレスが原因なのか、3人の調教師を殺していた。


 一部の報道では12人を殺したとされていたが、それは“凶悪なゾウ”を喧伝するために水増しされていた可能性が疑われており、実際には5〜6件の殺人事件(観客を含む)であったようだ。


 そして、サーカスのオーナーはトプシーを扱いきれないとして薬殺を決定したが、トーマス・エジソンの電気会社「Edison Electric Illuminating Company of Brooklyn」が、その業務的なプロモーションとして電気ショックによる死刑を提案。


 さらにエジソンの映画会社が記録映像を撮影し、衆人環視の中で、“凶悪なゾウ”の電気ショック刑が断行されたのだった。


 この写真は写真左にある橋を渡って処刑場に向かうトプシーの写真である。


 係の者はニンジンやリンゴを餌にしておびき寄せたたものの、トプシーはそれを拒み、なかなか処刑場への橋を渡らなかったという。


 トプシーは東南アジアから赤子同然の頃に密輸され、アメリカのサーカスで育ったゾウだった。
彼女の人生は人間のために運搬され、人間のために調教され、人間のために処刑され、人間のためにその処刑シーンを上映されたのである。


 人類の繁栄が電気に象徴される数々の発明と、傲慢なまでの利己主義の上に成り立っていることを、トプシーの死は永遠に語り続けるだろう。

 

<トカナ 今日の不幸を記憶するブラックカレンダーより>

編集部