1月18日はアナーキスト幸徳秋水の死刑が決定した日! 明治天皇暗殺を企てた首謀者として逮捕された「幸徳事件」

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(画像はWikipedia Shusui Kotoku より使用。Public Domain)

『幸徳秋水のポートレート』

 1911年1月18日は、明治期にアナーキストとして活動した思想家、幸徳秋水が、明治天皇暗殺を企てた首謀者として逮捕された「幸徳事件」の罪で死刑が決定した日である。


 前年の5月25日に爆弾の製造所有で逮捕された宮下太吉、新村忠雄らの「明科事件」以来、「大逆事件」として社会主義活動家が大量に検挙された流れでの極め付きが、6月の幸徳の逮捕であった。


 そして1月18日に、幸徳を含む24人の死刑が確定したのだ。


 しかし、『直接行動論』などを掲げ国体変革を迫る過激な活動をしていたとはいえ、あくまでも著作による文章表現にとどまっていた幸徳を「明治天皇暗殺の首謀犯」とするのは強引に過ぎ、後年、政府による容疑の捏造であることが有力とみられている。


 逮捕後、国内はもとより世界的に抗議の声が上がったが、死刑執行までがこの日の決定からたったの6日であったこともあり、当時の政府がいかに社会主義者を恐れ弾圧していたかがわかる事件である。


 共謀罪法案など、過剰なテロ対策法案が話題に上っている現在、「幸徳事件」は思い起こされるべき《不の記憶》であろる。

 

<トカナ 今日の不幸を記憶するブラックカレンダーより>

編集部

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