【閲覧注意】行進中の士官候補生30人が空爆で“瞬殺される”光景! 閃光と死体の山… 破綻国家の恐ろしい現実=リビア

※2頁目に衝撃的な動画を掲載しています。苦手な方は文章のみご覧ください。

【閲覧注意】行進中の士官候補生30人が空爆で瞬殺される光景! 閃光と死体の山… 破綻国家の恐ろしい現実=リビアの画像1画像は、「Liveleak」より

 リビアの首都トリポリで今月4日、住宅地にある士官学校が空爆され、少なくとも30人が死亡し、多数が負傷した。その決定的瞬間をとらえた映像が海外の動画共有サイト「LiveLeak」で公開されている。

 寮に戻る前の士官学校生らが練兵場に整列している。次の瞬間、炎と煙が辺り一面を覆った。士官学校生らが逃げ惑う。爆弾の直撃を受けて即死したのだろうか、倒れたまま起き上がらない者たちの姿も見える。

 トリポリは、ファイズ・サラージ首相率いる国民合意政府(GNA)の統治下にある。GNAは、今回の空爆が元国軍将校のハリファ・ハフタル氏の民兵組織「リビア国民軍(LNA)」によるものであると非難する。一方、LNAのスポークスマンはGNAの非難を事実無根であるとし、空爆はイスラム過激派によるものであると述べた。いずれの主張を裏付ける証拠も公開されていない。

 リビアは、2011年の内戦で独裁者のムアマル・カダフィ大佐が反カダフィ派部隊に殺害されて以降、混乱状態が続いている。国連と欧米諸国、トルコの支援を受けているGNAと、ロシアとフランス、主要アラブ諸国の支援を受けているLNAに分裂し、昨年4月から戦闘が繰り返されてきた。国連はリビアへの武器禁輸措置を実施しているが、ヨルダンとトルコ、アラブ首長国連邦はこれに違反し、日常的に、場合によっては露骨に武器を供給しているという。紛争の激化に伴って民間人280人超、戦闘員2000人超が死亡し、約14万6000人が避難しているとされる。

 昨年12月12日、LNAはGNAに対して最終決着のための攻撃開始を宣言し、これを受けてGNAはトルコに軍事支援を要請した。トルコ議会は今月2日にGNA支援を承認し、6日には軍の派遣開始を発表した。GNAとLNAの停戦をめぐっては13日、トルコとロシアを仲介とする協議がモスクワで開催されたが、LNAが停戦合意の署名を見送った。19日には、ドイツのメルケル首相がロシアのプーチン大統領に呼びかけてベルリンで国際会議が開催され、米国のポンペオ国務長官らも出席し、再びリビアでの停戦実現について協議がなされた。ハフタル氏は会議開催前に停戦合意の意思を示したものの、リビア東部における原油出荷を封鎖することでGNAに圧力をかけている。

 トルコやロシアをはじめとする関係各国の利害対立で混迷を極めるリビアでは、これからも血が流れ続けることだろう。“破綻国家”の未来はどこまでも暗い。
(文=標葉実則)

※次頁に衝撃的な動画を掲載しています。苦手な方はTOPにお戻りください。

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ

18歳未満閲覧禁止

ここから先のコンテンツには、過激でグロテスクな表現と画像が含まれます。そういったものが苦手な方は、強い精神的不快感を覚える可能性があるため閲覧はお控えください。また、18歳未満の方の閲覧を禁止いたします。閲覧される方は必ず各自の責任を持ってご覧下さい。

閲覧しますか?