2月6日はマンチェスター・ユナイテッドの選手8人が死亡した航空事故『ミュンヘンの悲劇』が起きた日!

(写真はWikipedia Munich air disasterより使用。Public Domain)

『ミュンヘンの悲劇の前日、レッドスターとの最後の試合に臨むマンチェスター・ユナイテッドのイレブン』

 1958年2月6日は、キャプテンのダンカン・エドワーズ(写真左端)を含むマンチェスター・ユナイテッドの現役フットボール選手8人が死亡してしまったという悲劇の航空事故『ミュンヘンの悲劇』が起きた日である。UEFAチャンピオンズ・カップ(現チャンピオンズリーグ)の準決勝、ユーゴスラビアでのレッドスター・ベオグラード戦を終えて帰国中のマンチェスター・ユナイテッドのチームを乗せたチャーター機が、給油に寄ったミュンヘンのリーム空港を離陸直後に墜落。乗員乗客44名のうち23名が死亡する大惨事となった。
 このスポーツ史に於いても最大級の悲劇といえる事故機には、後にイングランド最高の選手と呼ばれるボビー・チャールトンも搭乗していた。当時21歳の若きフォワードは、最も尊敬する存在であった主将・ダンカン・エドワーズの死に打ちひしがれたものの、ほどなくして立ち直り、超一流としてのキャリアを歩み始める。そして10年後の1968年、同じく事故から生還した名将、マット・バグビーとともにイングランドのクラブチームとしては史上初となるヨーロッパタイトル、チャンピオンズ・カップで初優勝を成し遂げた。その決勝戦のベンフィカ戦で2ゴールを挙げチームを勝利に導いたのは、あの悲劇のさなかにいたボビー・チャールトンであった。
 2016年11月26日にブラルのフットボールチーム、シャコペエンセを乗せたチャーター機が墜落する悲劇が起きたばかりではあるが、我々の歴史が進み続ける限り、その悲劇の先には必ず喜びが待っているはずである。そのことは、かつてのマンチェスター・ユナイテッドを始め、多くの先人たちが証明している——。

 

<トカナ 今日の不幸を記憶するブラックカレンダーより>

編集部

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