米軍はHAARPによる気象改変攻撃をガチ活用している! 12年前の公式文書で“ほのめかし”発覚、「ファンタジーではない」
はたして米軍は“気象改変技術”を実際に持っているのだろうか? その実態は、あの「HAARP」なのか? さらにそれは、軍事転用できるのだろうか? 12年前に米軍が“気象改変兵器”の活用について少なくとも考慮に入れていたことが、最近の報道によって明るみになった。
■「イラン・イラク地震」はHAARPが“犯人”か?
高周波活性オーロラ調査プログラム(High Frequency Active Auroral Research Program)、略してHAARPは地球の電離層を研究する施設として大きな期待を寄せられて1980年代に鳴り物入りでアラスカ州の地で建設が始まり、2007年に完成した。
各方面の研究分野での活用が有望視されていたHAARPだったが、完成後の展開は何やら拍子抜けの様相を見せ、完成から7年後の2014年5月にHAARP研究施設は当初の期待も虚しく閉鎖され、プロジェクトも廃止となる。
このまま特に活用されることなくHAARPは“お蔵入り”になってしまうのか。ただ、一部の陰謀論者によれば、表向きは現役を退いたHAARPだが、実は“気象改変兵器”として現在も秘密裏に有効活用されているという。
今年に入ってからアメリカとイランの間で一触即発の緊張が続いているが、実はイランの一部の人々の間ではアメリカがHAARPによってイラン本土を攻撃していると信じられているという。その“攻撃”の代表例が2017年11月の「イラン・イラク地震」である。
マグニチュード7.3を記録したイラン・イラク地震は少なくとも620人が死亡し、7000人が負傷したといわれている。この地震はHAARPによって引き起こされたのだと信じている人々がイランには少なくないのである。
そのせいもあって、地震発生から少ししてイラン内務省副大臣のムハンマド・ホセイン・ゾルファカリ氏は、国民に向かって公式に、今回の大地震はアメリカのHAARPとは関係ないことを説明する事態となったのだ。
イラン当局は公式的にはアメリカが気象改変兵器や地震兵器を持っていないと説明しているのだが、それを鵜呑みにしてよいものなのか。話はそうは簡単に片付きそうもない。かつての米空軍のレポートから国家の安全保障において気象改変技術を活用する計画が練られていたのである。
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