奇習! 10代処女の「秘毛」をかき集め村中に散布! 北日本のド変態“節分”行事がヤバい!
【日本奇習紀行シリーズ 北日本】
毎年この時期になると、「豆まき」をはじめ、節分を祝う様々な式典や行事が全国各地で行われているが、そうしたなか、一風変わった行事を、古い時代から行ってきた地域がある。
「節分って言ったら、普通は豆でしょう? けど、ここいらじゃあんなもんを撒き散らすんだから、よその人からしたら信じられないだろうね」
北日本の沿岸部に位置するとある鄙びた集落で、その昔、行われていたという、一風変わった節分の行事についてそう語りはじめたのは、当地で生まれ育ち、現在もひっそりと余生を送る青木清十郎さん(仮名・80)。青木さんの話によれば、かつて当地においては、「豆」の代わりに、あろうことか、「若い女性の陰毛」を撒きながら、市中を練り歩くという、なんとも信じ難い行為が大々的に行われていたのだという。
「いや、だから、説明もなにも、“そのまんま”だよ。村のね、若い娘、そう、男を知らないようなうぶな生娘だけなんだけども、そういう子からね、シモの毛を抜いてもらうわけ。それをね、全部集めてザルに入れて、福男に持たせる。そしたら、その男がね、お題目みたいなのを唱えながらね、パパーッと撒き散らして歩くわけ」
青木さんの話によれば、当地での“豆まき”ならぬ“毛まき”とは、男性経験のない若い処女の女性から採取した陰毛を、福男が念仏のようなものを唱えながら村中を練り歩き、沿道で待ち受ける村人たちに向けて、五穀豊穣と子孫繁栄を願いつつ、撒き散らすという珍妙なもの。無論、なぜこの行為がご利益をもたらすのかは定かではないが、その実、歴史だけはなぜか古く、「江戸時代頃から三百年くらい続いていた行事」(青木さん)なのだという。
「まあ、このあたりも昔に比べたら人が少なくなってきたもんだから、三十年ぐらい前にやらなくなっちゃったんだけども、最近じゃ景気も悪いしね、ああいう行事をちゃんとやって、景気を良くしたいもんだね」
そもそも陰毛一つで景気が良くなるのであればこんなに楽なことはないが、逆にいえば、昨今は、そんなものにまで縋りたくなるような、深刻な不況にあると言えるのかもしれない。
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