香港で女性用立ち小便グッズが登場! トイレの混雑緩和策になるか?

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女性用使い捨て漏斗の使い方を説明する香港トイレ協会のメンバー(香港経済日報より/以下同)

 アジアを中心に世界を混乱に陥れている新型コロナウィルスは、飛沫感染やエアロゾル感染に加え、糞口感染の可能性も指摘されている。そうした意味では、習近平政権下で進められてきた中国「トイレ革命」の敗北と言ってもいいかもしれない。

 一方、香港で昨年末から、女子トイレの変革が小さな話題となっている。いつもトイレ待ちの女性たちで長蛇の列ができることから、それを解決するために、女性が立ち小便できるような設備を導入することが提案されたのである。

 これを発表したのは、香港のエンジニアや配管工、衛生用品販売業者らで構成される香港トイレ協会なる団体。その副主席である熊志権氏が昨年12月5日に行った記者会見で発表したのは、女子トイレに男性用の小便器を設置し、紙製の使い捨て漏斗を脇に用意して、それを股間に当てて排尿するというものだった。

 これを使えば、通常なら2~3分はかかる女性の排尿が1分半で終わり、長い行列の解消につながるというのである。また、小便器なら個室を設置するよりもスペースが少なく済むことから、狭い公衆トイレに新たに設置しやすいとしている。

 しかし、このニュースを見た香港の女性たちは、まあ当然というべきか、拒否反応を示している。

「こんなの、女性のことをまったく理解していないわ」
「男性はアレを出して上下左右に動かすことができるけど、女性はズボンをおろして、立ってやるのは無理」
「生理中はどうするのよ!?」

 香港の民主化同様、女子トイレの改革も前途多難のようである。

 片や中国では、トイレの近代化が偏狭なマッチョイムズによって阻まれている。中国東部にある浙江省杭州市では、病院の女子トイレに設けられた男児用の小便器が、世論を真っ二つにしているというのだ。

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男児用なので、低い位置に設置してある

 これは杭州市第一人民医院が、子連れの母親が病院に診察に来た際、男児をトイレに連れていけるようにと院内に設置したもので、5~6歳の男児の身長に合わせた高さとなっている。

 女性トイレ内の男児用小便器は日本では珍しいものではないが、中国ではこれが「女子トイレで用を足した男児は性別の意識を持てなくなる」「女子トイレに男性用小便器があったらびっくりする」などと問題視されるようになっているという。

 中国で公衆トイレといえば、かつてはいわゆる壁も仕切りもない「ニーハオトイレ」が一般的だったが、習近平国家主席が2017年に「トイレ革命」を推進するよう宣言して以来、今ではさまざまなトイレで改修や整備が行われている。しかし、本当に革命するべきは、ハードではなく、人々の意識といったソフトの部分だろう。

文=佐久間賢三

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コメント

1:匿名 2020年3月5日 12:09 | 返信

昔の田舎のばあちゃんは、普通に野良で立ちションしてたぞ!

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