奇習! 既婚男女の大乱交SEX「新春スワッピング祭り」… 北日本の寒村で行われていた淫らな“花見の宴”
【日本奇習紀行シリーズ 北日本】
毎年節分を過ぎて少し暖かな季節となってくると、各地では梅の花がほころびはじめ、梅園などでお花見をする人も少なくないが、そうした中、なんとも変わった「花見の宴」を開いていた人々も、かつての日本では存在していたようだ。
「……そう言ったって、別に毎日そんなことをしてるわけじゃないからね。あくまで年に一度のお楽しみだよ」
その昔、北日本のとある山間の地域で行われていたという、一風変わった「花見の宴」についてそう語りはじめたのは、当地で生まれ育ち、現在は都内にある長男宅で余生を過ごしている藤沢義男さん(仮名・84)。藤沢さんの話によると、その寒さのあまり、春が近付いてもなかなか梅が咲かなかったという当地においては、毎年、立春を迎えると、花見をする代わりに、既婚の男女たちが集まり、集団スワッピングともいうべき宴を開いていたのだという。
「要はね、顔を隠して神社のお堂に集まってね、誰が誰だかわからんのに、ひたすらナニするっていう会。自分がよその奥さんとナニしてるときに、てめえの女房は、隣近所の亭主のモノを咥えてたりとか(苦笑)……そういうのを丸一日、酒を飲みながら続けるんだよ」
「宴」に参加する既婚の男女たちは、互いに頭巾をかぶり、その素性がわからないようにした上で、会場となっている神社の本堂へと集まり、そこで無言のまま、しばし酒を酌み交わした後で、頃合を見計らって裸となると、手当たり次第に相手を変えつつ、翌朝までひたすらセックスに明け暮れるのだという。
「梅の花ってのは、あれだけたくさん咲いてても、実のなる花とそうでないのがあるけどもね、遠目にはよくわからんでしょ。それと同じでさ、裸の男と女がたくさんいて、その中に自分の旦那や女房が混ざってたってわかりゃしない。けど、わからんからこそ、気持ちが高まるんだよな(苦笑)」
そう藤沢さんが語るように、娯楽らしい娯楽もなかった時代に、既婚男女の息抜き的な意味があったと考えられるこの風習。やはりいつの時代も、男女というものは、日頃被っている澄まし顔の仮面の下に、なんとも淫らな欲望を抱いているものなのかもしれない。
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