3月10日は詩人の金子みすゞが服毒自殺を遂げた日! 自らの命を投げ出してでも救いたかったものとは?

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(画像はWikipedia Misuzu Kaneko より使用。Public Domain)

『写真館で撮影された20歳の時の金子みすゞ』

 1903年3月10日は、詩人の金子みすゞが服毒自殺を遂げた日である。

 創作活動を禁じた夫との離婚問題を苦にし、ひとり娘を自らの母に託すという遺書を残してたった26歳でこの世を去ったみすゞ。

 それは詩人としても女性としても、無念さの極地といえる人生の終え方といっていいだろう。

 父の急死から親戚家を転々とした幼少期、夫との不和も含め、運命に翻弄されたかのような彼女の人生の中で生み出されたのは、人間、生命に対するこの上なく慈しみ深い視線をたたえた詩ばかりであった。

 自らの命を易々と投げ出してでも救いたいもののために、金子みすゞは死んだのである。

 そんな彼女の早世は《不幸》に他ならないが、埋もれていた彼女の詩作が、その死後50年経って発見されたのは、我々にとって何よりの《幸福》であった。

 

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編集部

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