新型コロナウイルスは米国の生物兵器だった!? ライム病を開発した「プラムアイランド動物疫病研究所」とは?

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画像は「Express」より

 中国本土「勝利宣言」まで飛び出し、ほぼ収束した新型コロナウイルスだが、今度はイタリアを中心にヨーロッパで感染者が激増している。その発生源を巡って、今もさまざまな憶測が飛び交っているが、ここに来て、アメリカの生物兵器だとする説がにわかに注目され始めている。

 トカナでも報じたように、今回のウイルスは武漢の研究所から漏洩したものである説が流行初期から唱えられていた。というのも、武漢市内にはハイレベルな生物研究所があり、SARS(重症急性呼吸器症候群)流行時には北京の研究施設内で屋内感染していた例もあったからだ。

 一般にはコウモリ、センザンコウ、ヘビといった動物からヒトへ感染したとされているが、武漢の研究所にはコロナウイルス研究のための実験コウモリがいたとも言われており、生物由来だからといって生物兵器ではないとは言えない。結局のところ、事実は中国共産党が転覆でもしない限り表に出てくることはないだろう。

新型コロナウイルスは米国の生物兵器だった!? ライム病を開発した「プラムアイランド動物疫病研究所」とは?の画像2
プラムアイランド動物疫病研究所。画像は「Express」より

 ところが、生物兵器は生物兵器でも中国ではなくアメリカが作り出したとする新しい陰謀論が今ささやかれ始めている。

 英紙「Express」(3月6日付)によると、米・ニューヨーク州ロングアイランド沖にある高度隔離施設プラムアイランド動物疫病研究所こそ今回のウイルスの出所かもしれないというのだ。

 1954年に開設された同施設は主に家畜に対する疫病を研究する施設だが、黒い噂が絶えないことでも有名だ。たとえば、1975年に初めて感染者が出たライム病はマダニを介してネズミや野鳥が持つ細菌が人間に感染する病気だが、感染者の5分の1がニューヨーク州に集中していることで有名だ。先述したように、プラムアイランド動物疫病研究所はニューヨーク州にあるし、また、ネズミを介した感染病の研究をしていることでも有名だ。さらに、ライム病を発見したウィリー・ブルクドルファー博士も、ライム病は生物実験から生まれたものだと信じていたという。それに加え、二次大戦後に捕虜にしたナチスの医師を研究所に招いていたという話もあり、密かに生物兵器を開発していたという噂話は後を絶たない。

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画像は「Express」より

 そのため、今回のウイルスも同施設で作られたものではないかと考えられているわけだ。米中貿易戦争の中、米国が中国を攻撃したと信じる者が多いのも無理ないだろう。

 今年1月末、ウィルバー・ロス米商務長官が、新型ウイルス流行により米国経済が潤うと発言していたのも無視できない。

「まずはSARS(重症急性呼吸器症候群)、そしてアフリカ豚コレラもあった。今回は新型コロナウイルスで、これは人々が考慮せざるをえない新たなリスク要因だ。結果として、北米への雇用回帰は加速すると思う。アメリカだけでなく、メキシコにも雇用は戻るだろう」(「ニューズウィーク日本語版」1月31日付)

 米国の生物兵器説はまだ陰謀論に過ぎないが、今後もしかしたら紛れもない真実であったと発覚することもあるかもしれない。1つの可能性として頭の片隅に置いておいても良いだろう。

参考;「Express」、ほか

編集部

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