新型コロナ「米国の生物兵器」説をイラン、ロシア、中国の国営メディアが一斉報道! 一方、米国では陰謀論者が逮捕される

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については正しい理解と慎重な行動が求められているのだが、この現象について悪意のある偽情報が発信されていたり、混乱させる目的で流布されていたりもするので、そうした情報にはくれぐれも気をつけなければならない。

 

■“反米国家”が流す偽情報

 社会的な脅威や混乱に際しては、随時届けられてくる情報を慎重に見極めなければならない。誰もが最新の情報を欲しがっている時だからこそ、誤報や悪意のある偽情報もはびこりやすくなっているのだ。今回のウイルスの件でも、どこからか発信された情報でトイレットペーパーが品薄になるという笑えない事態を迎えた。

 情報について普段よりも慎重な態度が求められている時に、非常に気になる情報が届いている。今回の新型コロナウイルスについて、ロシア、イラン、中国の国営メディアが、アメリカによる“生物兵器説”をほぼ同時といえるタイミングで報じているのだ。

 中国政府の公式の発表では、今回の新型コロナウイルスは武漢の食品市場で売られていたコウモリ肉から発生したと説明しているのだが、その中国をはじめロシアとイランの国営メディアでは、新型コロナウイルスについて、アメリカに批判の矛先を向けている。新型コロナウイルスはアメリカの生物兵器であり、アメリカが政治的な利益のために武漢にまいたものであるというのだ。

 ロシア、イラン、中国といえば代表的な“反米国家”であり、昨年末にはインド洋とオマーン湾で4日間の共同軍事演習を行ったことも世の注目を集めた。この3つの反米国家はCOVID-19をアメリカを非難するための材料に利用しているということなのだろうか。

「Defense One」の記事より


 アメリカの国防系メディア「Defense One」の記事によれば、中国よりもロシアとイランにおいてアメリカへの非難は陰謀論的色彩を濃くしているという。

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