【地下鉄サリン事件から25年】カルト集団「オウム真理教」が起こした戦後最大の無差別殺人…今も続く不幸

(画像は『朝日新聞』1995年3月20日夕刊)

『「地下鉄サリン事件」を報じる朝日新聞1995年3月20日の夕刊』

 1995年3月20日は、麻原彰晃に先導されたオウム真理教による世界初のバイオテロ、「地下鉄サリン事件」が起きた日である。


 午前8時という通勤の時間帯に合わせた犯行で、東京都の帝都高速度交通営団(現東京メトロ)の丸ノ内線、日比谷線、千代田線の車内で、同時多発的に神経ガス・サリンが散布されたこの事件。


 乗客・駅員のうち13人が死亡、負傷者総数6,300人以上といわれる大量殺人事件であり、戦後最大の無差別殺人行為であった。


 そしてこの事件は、1994年6月に同教団が起こした「松本サリン事件」に引き続き、一般市民に対して化学兵器が使用された初めてのケースであった。


 この事件の2日後にあたる3月22日に、オウム真理教に対する強制捜査を警視庁が実行。


 その結果、教団幹部であり「地下鉄サリン事件」の実行犯である林郁夫の自供でこの大規模テロ行為がオウム真理教の犯行によるものであることが判明したのであった。


 そして一連の「オウム事件」の全貌が明らかになり、5月16日に事件の首謀者である教祖・麻原彰晃が逮捕されることに繋がったのである。


 かねてから『ハルマゲドン』なる終末思想を唱えていたカルト教団が、その預言を自ら自演するという、世紀末に相応しい衝撃的な事件により、日本の20世紀は強制的に締めくくられたといえるだろう。

 

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編集部

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