志村けんさんの死が示す新型コロナの本当の恐ろしさとは!? 「進行がケタ違いに早く、重篤化した」原因ーー?

志村けんさんの死が示す新型コロナの本当の恐ろしさとは!? 「進行がケタ違いに早く、重篤化した」原因ーー?の画像1画像は、『志村流 遊び術』(マガジンハウス)

 言わずと知れた大物お笑いタレントの志村けんさんが、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなっていたことがわかった。享年70。所属事務所「イザワオフィス」によると、3月29日午後11時10分に永眠したという。

 志村けんさんは今月17日に全身の倦怠感と呼吸障害を訴え、20日に東京・港区の病院に入院。23日に新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た。一部で「峠は越えた」「意識はある」とも伝えられたが、実際は21日から亡くなるまでずっと意識はなかったという。

 24日には人工心肺装置「ECMO(エクモ)」がある新宿区の病院に転院。ここには感染症の専門医が在籍しており、24時間体制で治療に当たっていたが、その甲斐も虚しく帰らぬ人となった。医療関係者の話。

「ひと言で言えば、手遅れ。病院に搬送された20日の時点で、肺炎が急速に悪化していた。レントゲン写真は全体が白い影で覆いつくされており、担当医も絶句したそうだ。21日には意識がなくなり、陽性反応が出た23日には重篤化。人工呼吸器を装着したが、志村けんさんの肺では空気圧に耐えることができず、人工心肺に切り替えるしかなかった。入院からわずか10日余りの死。新型コロナの真の恐ろしさが改めて浮き彫りになった」

 新型コロナ感染者の8割は軽度な症状で済み、ECMOを使用した際の生存率は限りなく100%に近かった。だからこそ、一部のマスコミは「さすがに命だけは…」と楽観していたが…。

「志村けんさんの場合はそうはならなかった。長年吸っていたタバコで肺の細胞組織が壊れていた。肺気腫というやつです。これがあると、新型コロナはとんでもない凶悪ウイルスに様変わりする。進行はケタ違いに早く、重篤化しやすい。そして1度重篤化すると、ほぼほぼ助かる可能性はないことがわかった」(同)

 志村けんさんはこのところ禁煙していたそうだが、時すでに遅し。肺気腫によって破壊された組織は元には戻らないからだ。WHOが「喫煙が命とりになる」と警告したのはそのため。ボクシングのチャンピオンにヘッドギアなしで臨むのと同じだ。

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