古代エジプトの“恋のおまじない”が超エロいと判明
古代エジプトの“恋のおまじない”が超エロいと判明! 「強調したペニスと陰嚢が…」研究者赤面の“ヌード”も!
■民族を越えた“叶わぬ恋”だったのか
なかなかにエロティックで官能的なイラストと“おまじない”なのだが、そこにはタロメウェイという女性の側の“肉欲”もあるという。
「強調したペニスと陰嚢は確かに彼女(タロメウェイ)が具体的に追求したい“男性の器官”を意図している」と研究チームは言及している。つまりタロメウェイはケファラスの男性器を欲していたのだ。
タロメウェイがどうしてケファラスをそれほどまでに求めたのか、そして実際にケファラスを手中に収めたのかどうかは不明だが、タロメウェイはおそらく呪文を書くために司祭などの専門家におまじないの“執筆料”を支払ったのではないかと研究チームは示唆している。
研究チームはさらにタロメウェイとケファラスが異なる民族グループに属していた可能性があることにも触れている。
タロメウェイという名前は確かにエジプト人であるが、ケファラスと彼の母親はギリシャ人が持つ名前だ。
この呪文が書かれた当時は古代エジプトはローマの支配下にあった。この間、エジプト人はギリシャ人風の名前に次々に改名しはじめてはいたのだが、こうした背景からタロメウェイのケファラスに対する想いは民族の壁を隔てた“叶わぬ恋”であったかもしれないということだ。
そして実はこのパピルスはおそらくタロメウェイの墓への供物であったという。“叶わぬ恋”をあの世で成就するためにパピルスに綴られて棺に収められた、時空を超えた“恋のおまじない”であったとすれば実に感慨深い。
参考:「Live Science」、「Ancient Origins」、ほか
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