服をハサミで切り裂かれて裸に! ホドロフスキーの心理療法『サイコマジック』がネットで先行上映中! ヤバすぎてもはやコロナ禍の癒し…!

 今年で91歳を迎えた映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーの新作『ホドロフスキーのサイコマジック』が4月24日(金)14:00から、オンラインで先行上映されることが決定した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、劇場公開は5月22日(金)からに延期されているが、オンライン先行上映は当初の予定通りの公開となる。ホドロフスキーの新作を真っ先に楽しめるばかりか、その売上から全国の映画館への支援もできる画期的な試みなのである。

アレハンドロ・ホドロフスキー監督。『ホドロフスキーのサイコマジック』 (C)SATORI FILMS FRANCE 2019 (C)Pascal Montandon-Jodorowsky


「サイコマジック」
とは、ホドロフスキーが長年取り組んできた独自の心理療法のこと。本作は彼のこれまでの映像作品が、いかに「サイコマジック」という手法に貫かれているかを解き明かしていくドキュメンタリーである。

 ホドロフスキーのもとに実際に悩み相談に訪れたという10 組の人々が出演し、「サイコマジック」とはいったいどういうものなのか、それはどのように作用するのかを具体的に見せてくれる。

『ホドロフスキーのサイコマジック』 (C)SATORI FILMS FRANCE 2019 (C)Pascal Montandon-Jodorowsky

 作品冒頭、彼はフロイトの精神分析と対比しながら、「サイコマジック」を解説する。それは、科学ではなく芸術であり、言葉ではなく行動によって、個人が抱えたトラウマを暴き出して解放するセラピーであるという。

 ホドロフスキーは人々の悩みの根源はまずは「家族」にあるとして、両親や兄弟姉妹との関係、本人が抱えるコンプレックスを聞き出し、相談者の身体を優しく触れていく。たとえば、ある相談者は服をハサミで切り裂かれて裸にされ、感情がむき出しになると身悶え、叫び、涙を流す。それは「無意識」に直接働きかけるためのショック療法であり、閉ざされた心を解放し、内面から活力が湧き上がるように導くための儀式でもある。

『ホドロフスキーのサイコマジック』 (C)SATORI FILMS FRANCE 2019 (C)Pascal Montandon-Jodorowsky
『ホドロフスキーのサイコマジック』 (C)SATORI FILMS FRANCE 2019 (C)Pascal Montandon-Jodorowsky

 人によって施される療法のレシピはそれぞれ異なるもので、そこで課される行為は悩みの内容や程度によって、突拍子もなく、想像を絶するものになっていく。

『ホドロフスキーのサイコマジック』 (C)SATORI FILMS FRANCE 2019 (C)Pascal Montandon-Jodorowsky

 とはいえ、それぞれのレシピは、これまでのホドロフスキーの映像作品と関連性を持っており、実際、本作のなかでも過去作の名シーンを部分的に見せてくれる。

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