新型コロナ対策用の医療物資を中国人グループが盗難! 人命より転売か!

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毛並良好さんによる写真ACからの写真

 ブラジルのニュースサイト「R7」によると、ブラジルのサンパウロ警察は4月11日、中国人ギャンググループ10人を逮捕した。このグループは、新型コロナウイルス検査キット1万5,000個やマスク、手袋、キャップ、防護服、アルコール、体温計など200万個もの新型コロナ対策用医療物資を盗んだことがわかった。

 サンパウロのグアルーリョス国際空港で9日に発生した貨物盗難事件を捜査していたサンパウロ警察特別捜査隊は、あるギャンググループが新型コロナ対策用医療物資を400万レアル(約7,500万円)で売りたがっているという情報を得た。

 そこで、ツーリスト警察局の局長が、ビジネスマンのフリをしてグループにコンタクトを取り、長時間の交渉の末、300万レアル(約5,700万円)で話がまとまった。

 警察隊が医療物資の保管されている倉庫に行くと、そこには空港で盗まれた新型コロナ対策用医療物資とまったく同じものがあり、ギャンググループ10人を逮捕した。

 一味のリーダーは鄭小雲という男で「自分はブラジルの上海人同郷会の会長であり、倉庫に保管されていた医療物資はビジネスマンたちが寄贈したもので、ブラジルの病院に届けるものだ」と主張。しかし、中国領事館に身分照会をしたところ、まったくの偽物であることが判明した。

 警察によると、空港から盗まれた医療物資は輸入業者が私立病院からの発注を受けて輸入したもので、発注した病院の中には、南米で最高度の医療施設であるアルベルト・アインシュタイン病院も含まれていたという。

 医療関係者たちが必死になって大勢の人の命を救おうとしているなか、その物資を盗んで売りさばこうなどという人間は、厳罰に処されるべきであろう。

文=佐久間賢三

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