5月23日は銀行強盗や殺人を繰り返した男女二人組“ボニーとクライド”が機関銃射殺された日! 30年代の米国で欲望の限りを尽くし…

(写真はWikipedia Bonnie and Clydeより。Public Domain)

「愛車のフォード・V8・1932年モデルの前で撮影されたボニー&クライド」

 1934年5月23日は、1930年代という世界恐慌の真っ只中、しかもアメリカは禁酒法の時代という閉塞的な時勢に、銀行強盗や殺人をしてアメリカ中西部で回った男女二人組、“ボニーとクライド”を、ルイジアナ警察が機関銃で射殺した日である。


 1930年代という世界的に不景気極まっていた時勢ということもあり、欲望の限りを尽くしていた彼らは新聞の読者を中心にカリスマ的な人気を獲得し、犯罪者でありながらあり得ないほど多くの支持者を持つようになっていったため、逃走を手助けするものたちも多く、最後まで警察の捜査は難航した。


 また、彼らの率いる強盗団「バロウ・ギャング」のメンバーにはクライドの実兄、その妻まで参加しており、さらに犯罪者となってからも家族とはよい関係を保っていたというから、現代社会とは隔世の感がある。


 まさに“ファミリー・ビジネス”としての犯罪稼業が成立していた時代であったともいえるだろう。
彼らの欲望に忠実で刹那的な生き方は、その死後も多くのクリエーターの共感を呼び、アーサー・ペン監督の映画『俺たちに明日はない』をはじめとして数多くの芸術作品のモデルとなった。


 もしも今、人間の欲望を否定し続けるような風潮が強まりつつある現代に“ボニー&クライド”生まれたとしたら、大衆はどのように彼らを扱うのだろうか。

 

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編集部

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