伝統ハーブ療法でコロナを治癒するマダガスカル大統領!「ヨモギ飲料が効くのにWHOが認めない」圧力と陰謀も!?

Covid-Organicsを飲むラジョエリナ大統領。画像は「France 24」より

 新型コロナウイルスの治療薬・ワクチンの開発が急ピッチで進められているが、なんと、すでにマダガスカルには有効な治療薬があるという……。

 4月22日、ヨモギの成分を抽出したドリンクCovid-Organics」が新型コロナウイルス感染症に有効であるとして、元DJという異色の経歴を持つマダガスカルのアンドリー・ラジョエリナ大統領の肝いりで、アフリカ諸国での販売が開始された。

 ラジョエリナ大統領によると、同国の105人の患者がCovid-Organicsだけで治癒した実績があり、これを服用すれば10日以内にたちまち症状が改善するとのことだ。まさに夢の特効薬だが、正式な治験は経ていないため、WHO(世界保健機関)はその有効性を疑問視している。

 そうした中、今月11日、ラジョエリナ大統領が仏放送局「France 24」のインタビューで、Covid-Organicsの有効性が疑われているのは、単にマダガスカルが貧しいアフリカの国だからだと発言。もし、同じ製品がヨーロッパの国から出てきたら、その有効性は疑問視されなかっただろうと、WHOの判断を非難した。

 さらに15日付のタンザニア紙「Tanzania Perspective」が、WHOはラジョエリナ大統領に対し、2000万ドルの賄賂でCovid-Organicsに毒を盛ることを提案していたと報じ、このニュースはSNSを通じて世界中に広まった。

WHOの賄賂疑惑を報じる「Tanzania Perspective」の記事。画像は「Facebook」より

 これが事実であれば、WHOの腐敗を決定づける大事件であるが、実際のところ「Tanzania Perspective」が依拠している「France 24」のインタビューで、ラジョエリナ大統領は賄賂について一切口にしていない。そのため、ファクトチェックサイト「Africa Check」は、「Tanzania Perspective」のニュースをフェイクニュースと認定している。

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