5月29日は“天使の歌声”と称された歌手ジェフ・バックリィが溺死した日!

(写真はジェフ・バックリィ『GRACE』1994年8月23日発売/コロムビア)

『ジェフ・バックリィのデビューアルバムにして生前唯一の発表作品「GRACE」のジャケット』

 1997年5月29日は“天使の歌声を持つ”と形容された歌手、ジェフ・バックリィがテネシー州メンフィスにあるミシシッピ川のウルフ・リバー・ハーバーで溺死した日である。


 実父であり1960年代に活躍した歌手、ティム・バックリィとは、ティムがドラッグの過剰摂取であったために8歳以降、死ぬまで会うことはなく、母の再婚相手のムーアヘッド姓を名乗っていたジェフだったが、父の死後にバックリィ姓へ変更。


 父の元マネージャーの縁で、デビュー盤にして遺作となった『グレース』を1994年に発表した。
晴れてシンガーソングライターとしてデビューしたジェフであったが、メジャーデビューから3年後のセカンド・アルバム制作中にミシシッピ川で溺死。


 生来双極性障害を抱えていたために自殺の可能性も囁かれていたが、警察当局はその可能性を否定。


 遺体からはドラッグ等も検出されず、単純に事故であったとされている。


 しかし、ジェフ・バックリィが本当の意味でその名を世界にとどろかせたのは死後10年以上経過した2008年になってからであり、その年にレナード・コーエンの代表曲のカバー『Hallelujah』がシングルリリースされると、ビルボードのデジタル部門で1位になるなど、世界的なヒットを記録したのである。


 この曲は現在も世界中のオーディション番組で歌われる頻度の最も高い曲の一つとなり、それはまた、あらゆる世代で絶大な人気を持つことを証明している。


 歌手としての人生は限りなく短いものであったジェフであったが、その“天使の歌声”は、永遠の命を得たようだ。

 

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編集部

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