コロナ禍が深刻なイギリスで囁かれる「大手製薬会社の陰謀」とは? CEPI、GSK、ビル・ゲイツ… 全疑惑が繋がった!?

 英国は新型コロナウイルスによる死者数が5月25日に3万6000人に達し、イタリアを抜き欧州最多となった。その混乱のさなか、現地ではコロナ禍にまつわるさまざまな陰謀論が取り沙汰されている。その一例として、「5Gがコロナウイルスの感染を拡大している」、「ゲイツ氏が新型ウイルス流行の黒幕」等々が挙げられる。そして今、新しく「英国大手製薬会社による陰謀論」も加わろうとしている。

■CEPI(Coalition for Epidemic Preparedness Innovations:感染症流行対策イノベーション連合)

 2017年のダボス会議で発足した組織に、CEPIがある。

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2017年のダボス会議でCEPIが発足した 「Sott.net」の記事より

 CEPIは、その名の通り、疫病予防のための連合だ。感染症の流行を防ぎ、新しいワクチン開発のためには、調整された国際的な政府間計画が必要であるという合意の結果として作られた。CEPIにはバイオテクノロジー、大手製薬会社、グローバルな健康チャリティー組織、政府機関、大学のR&D(研究開発)などの主要プレーヤーが結集している。

 そして、この財団の投資者には、日本、ノルウェー、ドイツ、カナダ、オーストラリア、イギリス、ベルギー各政府、そしてビル&メリンダ・ゲイツ財団および英国の医学研究支援団体ウェルカム・トラストが名を連ねている。

 またCEPIは、ビル・ゲイツ氏がマイクロソフトの経営から退いた後、最も力を入れているプロジェクトであることも、よく知られている。

 コロナウイルスのゲノム配列は、1月中旬にオンラインで公開された。現在、約10件から15件の有望視されているワクチン研究のプログラムが存在しているという。

 CEPIはその中でも、CureVac社、Inovio Pharmaceuticals社、マデルナ社、オックスフォード大学、インペリアル・カレッジ、オーストラリアのクイーンズランド大学の6つのプログラムに資金を提供している。

■疑惑

 さて現在、英国ではコロナウイルス対応に関連して、国民は相当疑心暗鬼になっている。

 それらの疑惑の1つが、英国政府は大手製薬会社やゲイツ氏と裏で手を組んでいるのではないか、というものだ。

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