若い娘たちの“風呂のぞき”で「村おこし」に成功した村
若い娘たちの“風呂のぞき”で「村おこし」に成功した村が実在! 湯治場としてのブランディング成功事例=西日本
【日本奇習紀行シリーズ 西日本】
農産物にしろ海産物にしろ、何らかの名産なり、産業なりがある地域というものは、多少不便な立地にあったとしても、それなりに懐に潤いがあるものだが、その手のものが一切ない地域というのは、いつの時代も、絶えずその財源づくりに頭を悩ませるものであるようだ。
「私もね、もう村を出て何十年にもなるもんだから、今はどうなってるか分からんけどね、昔はそれなりに盛り上がったんだよ」
かつて西日本のとある地域で行われていたという“村おこし”についてそう語りはじめたのは、当地で生まれ育ったものの、現在では当地を離れ、中部地方のとある地域で余生を過ごしている西沢文雄さん(仮名・81)。西沢さんの話によれば、その昔、村の財政がひっ迫した際に、彼ら村人が「村おこし」として思い立って実行したのは、元手がほとんどかからないという、意外な裏ビジネスであったのだという。
「なにせ何かやろうにも先立つものがない村だったからね。我々に残されていたのは、もうとうの昔に畳んじまったボロい商人宿ぐらい。それでみんな、ない知恵を絞ってさ、ああいうことを思いついたっていうわけ」
もともと、観光地ではないものの、古くから、温泉だけには恵まれていたという当地。しかしそれ自体は観光の目玉になるほどのものではなく、湯治場としてブランディングしようにも、観光客を受け入れるための大規模な宿泊施設などを新たに作る元手もなかったことから、既に廃業した古臭い商人宿の浴場を手作業で改築し、「裏の風俗ビジネス」の拠点とすることを思いついたのだという。
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