「99人の壁」BPO審議も“そもそもパクり番組じゃん”の声! 炎上しても変わらないのがテレビ界…業界人暴露

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画像は「Wikimedia Commons」より引用


 フジテレビのクイズバラエティー番組「超逆境クイズバトル!! 99人の壁」で、ヤラセのエキストラ参加をさせていた問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は放送倫理違反の疑いで審議入りを決めた。

 番組は参加者100人の中から挑戦者ひとりを選び、99人の解答者とクイズ対決するというもので、参加者はホームページで募集してオーディションで選抜するということだったが、実際には参加者を集められておらず、「解答しない」約束でのエキストラを手配していた。同局は4月、番組ホームページ上で「番組のコンセプトを逸脱し、視聴者の信頼を損なう形となっていた」と謝罪した。 

 同番組は経験の浅いテレビマンが海外番組を真似して安易に企画提案したものが番組化したという話があり、BPOの委員からは「企画にもともと無理があったのではないか」との意見が出されているというが、この話に反論するテレビ関係者がいる。回答者100人を集めたNHKのクイズ番組「クイズ100人力」のスタッフである。

 こちらの番組は13~15年に放送、国分太一らの司会で、「超人」と呼ばれる専門家と、一般人100人がクイズ対決するもので、「水族館対決」として魚類学者のさかなクンが、アクアワールド大洗のスタッフや周辺住民100人とクイズバトルで争った。その番組スタッフは「企画に無理なんかない。ちゃんとやれば回答者99人は集められる」と異論を述べているのだ。

「参加者100人を集めるのは、番組制作でたしかに一番大変なことではありました。番組ひとつやるために数カ月前から探し始めていたぐらいですから。だから99人の壁のネットで参加者募集なんていう手法が根本的に間違っているんです。

 100人力では直接連絡、場合によっては先方まで出向いて企画意図を説明してスタッフ総出で人を集めました。100人という大人数だと収録当日に急遽欠席する人も出てくるので、補充要員として参加者に知り合いを連れてきてもらったりして補充したんです。その補充要員にもちゃんと回答権を与えて、放送では参加者全員の名前をテロップで流しています。

 クイズ自体も完全なガチで番組を作りました。視聴者に参加人数を数えられてもいいよう、危機感を持って作っていたので、例外としてどうしても人が足りず99人になったり、子どもの付き添いに親が飛び入り参加して101人になった場合は、きちんと断りを番組内で入れました。だから、企画に無理があるという意見は、本気でやればできるテレビ番組スタッフの力を分かっていないと思います」(前述スタッフ)

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