【閲覧注意】“世界一奇妙な強盗”が宝石店を襲撃! 車椅子の若者が… 弱者を犯罪に駆り立てるブラジルの闇

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【閲覧注意】世界一奇妙な強盗が宝石店を襲撃! 車椅子の若者が… 弱者を犯罪に駆り立てるブラジルの闇の画像1画像は、「YouTube」より

 ブラジルのリオグランデ・ド・スル州カネラで先月25日、宝石店が“世界一奇妙な強盗”の襲撃を受けた。このときの様子をとらえた監視カメラの映像には、店員と客、そして車椅子の男の3人がいる。車椅子の男は足を使って拳銃を構えた。店員も客も、拳銃を恐れつつも、対応に困っているようだ。

 当局によると、車椅子の強盗は19歳の若者で、脳性麻痺を患っているため、手を動かせず耳も聞こえないという。彼が店員らに突きつけた拳銃はプラスチック製のおもちゃだったことも判明している。

 店員と客は最初、車椅子の男が物乞いをしていると思った。そのため、店員は男に同情を示し、客は金を渡した。しかし、男は「全部よこせ。こちらに注目するな」と書かれたメモを店員に渡し、足を使っておもちゃの拳銃を出した。店員は当時を振り返り、「そのピストルは本物に見えました」と語る。店員が強盗に対応している間に、客は店の外へ逃げたという。その後、店にいた別の男が通報した。現場に駆け付けた警察が、おもちゃの拳銃だけでなくナイフも所持していた強盗を逮捕した。約10分間の出来事だった。

 強盗は、家族の助けを借りた警察に尋問された後、釈放された。このことについて、市の代表であるウラジミール・メデイロス氏は次のように述べた。

「警察署に最初に持ち込まれたものを見る限り、目的を達成できない不能犯である可能性が高いこと、特に捜査対象の(人物の)身体的な事情を考慮すると、逃亡できなかったであろう点を考慮する必要があります」

 さらなる調査の結果、強盗には身体障害のない双子の兄がいることが判明した。その兄は現在、殺人と殺人未遂の罪で実刑判決を受け、刑務所で服役中だという。

 障害のある10代の若者が強盗を行なった動機は不明だが、事件の背景には貧困があるのかもしれない。ブラジルでは2014年以降、貧困が徐々に増加している。独オンラインポータル「Statista」によると、2017年の時点で、ブラジル人の約9.6%が1日3.20ドル(約345円)未満で生活していることが明らかとなった。貧困が障害者を無謀な犯罪に駆り立てるのかもしれない。
(文=標葉実則)

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