6月5日は20年代パリで活躍した画家ジュール・パスキンが自殺した日!友人の妻と10年に及ぶ不倫の果て…

(画像はWikipedia Jules Pascinより)

ジュール・パスキン作『リュシー・クローグの肖像』

 1930年6月5日は、1920年代のパリ・モンパルナスで華やかな活動をした画家、ジュール・パスキンが自殺した日である。


 ブルガリア出身のパスキンであったが、ウィーン、ミュンヘンで学び、その後は第一次大戦を避けてアメリカに渡り市民となるなど、世界を股にかけて活躍した。


 アメリカ生活の後にフランスに渡り、独特の柔らかい画風で瞬く間に人気画家となったが、都会での派手な生活の一方で、アルコール依存症と鬱病に苛まれていた。


 自堕落な生活の中で、自らの友人の画家、ペル・クローグの妻であるリュシーと10年来の不倫関係となったが、その長きにわたる堕落生活のあまり別れることになった。


 その直後の1930年6月5日、自宅の浴槽で手首を切り裂いた後に首を吊って自殺。


 ドアには自らの血で遺書が書き殴ってあり、「ADIEU LUCY(さようなら、リュシー)」と書かれていたとされる。


 そして、パスキンの遺産は血でしたためられた彼の意向に沿って妻とリューシーとで分けられた。
突発的な芸術家の急死とはほど遠い、周到な最後であったともいえるだろう。

 

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編集部

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