【横田滋さん死去】いつになれば横田めぐみさんは日本に帰ってこれるのか!? 北朝鮮拉致問題を解決できぬ安倍の不甲斐なさ
北朝鮮による拉致被害者である横田めぐみさんの父で横田早紀江さんの夫・横田滋さん(87)が死去したことがわかった。
めぐみさんとの再会がかなわずして亡くなったことで、関係者からは落胆の声が聞こえている。
「結局、安倍首相は自らのレガシーのために開催が延期となった東京五輪などに力を入れ、拉致問題に関する交渉を先送りにした結果、起きてしまった最悪の事態といえる」(大手新聞記者)
これまで、日本で拉致問題の象徴的存在となっていた横田滋さんの死がもたらすショックは計り知れない。これを期に、再びこの問題が動きだすことを祈るしかない。
いったい横田めぐみさんをはじめ、多数の拉致被害者たちはいつになったら母国の土を再び踏むことができるのか? 不甲斐ない安倍政権に国民が発破をかけていく必要があるだろう。
拉致問題の根深さを物語る2015年10月の記事を再掲する。
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北朝鮮による拉致被害者らの再調査が始まってから1年以上が経過したが、いまだ北朝鮮からの「報告」は届かない。膠着状態が続くなか、1日に松原仁元拉致問題担当大臣が記者会見し、拉致の疑いが排除できない特定失踪者2人の生存情報を得ていたことを明らかにし、政府に拉致被害者として認定するよう迫った。
警察庁が拉致の疑いが排除できないとする失踪者は800人超にのぼるが、政府が認定する拉致被害者は17人。元担当相が「拉致」を確信しても、政府認定されない背景には「日本で見つかった」人たちがいるからだ。
松原氏が生存情報を明らかにしたのは、昭和49年に新潟県佐渡市で失踪した大澤孝司さんと、51年に埼玉県川口市で消息を絶った藤田進さん。松原氏によると担当相を務めた平成24年1月~10月の間に得た複数の情報から「間違いなく拉致をされていたと確信した」という。
藤田さんと大沢さんは拉致問題を調べる特定失踪者問題調査会が「拉致濃厚」と判断。特に藤田さんは北朝鮮から持ち出された写真が「本人」とする鑑定結果が出ているにもかかわらず、政府は「拉致被害者」と認定していない。拉致認定を受けるには
「北朝鮮の国家的な意思の推認」
「本人の意思に反して連れ去られた」
「行方不明者が北朝鮮にいる」
という3つの要件を満たす必要がある。
最後に認定された松本京子さん=鳥取県から拉致=の場合、「キョウコと呼ばれる女性を見た」という脱北者の証言など(北朝鮮にいる)、失踪現場に残された片方だけのサンダル(本人の意思に反して)、失踪当事に確認された北朝鮮不審船の交信状況(北朝鮮の国家意思)が認定の決め手となった。
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