撮影中に謎の声や光が混入、人間の比率ではない男…!「怪談新耳袋」での衝撃心霊体験を豊島圭介監督が暴露インタビュー

 豊島圭介氏は、今から20年近く前、『怪談新耳袋』シリーズで監督デビューし、ホラー監督として名を馳せたのち、青春ものからアイドルものまで、さまざまなジャンルの映画やドラマなどを監督。新作映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』はドキュメンタリーとしては異例の大ヒットとなった。

 多様なジャンルで次々と名作を生み続ける豊島監督のバイタリティーの右に出る者はいないであろう。そしてTOCANAはこのたび、新ネット番組『猟奇事件暴露ファイル』の第1回作品に豊島監督を迎え、配信することが決定した。

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 そんな豊島監督インタビューを全2回にわたってお届け、今回は 豊島監督の原点である『新耳袋』の思い出や、自身の不思議体験などを語ってもらった。<第1回はコチラ>

◼留学してハリウッド映画を勉強

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――豊島監督は東京大学を卒業された後、映画の勉強でアメリカ留学されたんですね。

豊島 はい、そこは大学院に当たるのですが、ハリウッドの戦力を育てるというようなエンターテインメント寄りの学校でした。ちょうどそのころ、大学在学中に製作した自主映画が『ぴあフィルムフェスティバル’94』に入選して、映画への意欲が高まり、留学しましたね。だけど、実はあまり当時のハリウッド映画を見てなくて(笑)。

――商業映画よりもアート作品寄りの映画が好きだったのですか?

豊島 当時はそうですね。ニューヨーク・インディーズ、特にジム・ジャームッシュに入れあげていましたし、ヨーロッパ映画も好きで。しかし、留学したのはハリウッドのある西海岸だったので、すごいギャップを感じました(笑)。留学を期に、これまで見てこなかったいろいろなジャンルの映画を見るようになりましたしね。

 

■ホラー映画監督誕生秘話

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怪談新耳袋殴り込み!<西日本編>

――帰国して最初の監督作品が『新耳袋』でホラー映画だったんですね。

豊島 実は、子供の頃から怖いのが全然ダメで(笑)。でも、清水崇に出会ってからホラー作品のことをいろいろ教えてもらいましたね。

――清水監督とはどちらで出会ったのですか?

豊島 あれは、清水はビデオ版『呪怨』で一世を風靡しかけていた頃ですね。僕が初めて脚本を書いたVシネの制作会社で、清水が『芸能界であった本当に怖い話』というオリジナルビデオを制作することになったんです。その時、僕はデジタル編集ができたので、編集として製作に携わることになりまして。清水とは年も近かったし毎晩一緒にいて、仲が良かったですね。そのうち清水から『新耳袋』を読めと勧められたんです。それまで読んだことはありませんでしたが、すっかりハマりましたよね。

――実話怪談で、しかも一話が短くて、あの当時は斬新でしたよね。

豊島 「ここに幽霊が出ました。けれど、その理由はわかりません」という話が多くて。普通は何か因縁づけるじゃないですか。でも、だからこそ、それを映像化した時、ズバッと終わる切れ味のよいドラマができる。それがホラー短編のスタイルにもなりましたよね。

 怪談の良し悪しって、怖いか怖くないかハッキリしてるじゃないですか。そのハッキリした面を描くのに、アメリカで習った映画の作り方がものすごく役に立ちましたね。

 編集作業って「情報をどういう順番で見せるか」という数学的なものだったりするのですが、アメリカに留学していた時は、「なんだこの商業的な編集作業の授業は?」と不満に思っていた。でも、それが役に立ったわけです。商業的な映画スタイルの良さにも気づけたという意味でも、清水との出会いは大きかった。

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