6月18日は「豊田商事会長刺殺事件」の起きた日! 殺害の一部始終がマスコミに公開された前代未聞の惨劇

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(写真は『毎日新聞』1985年6月19日版)

『「豊田商事会長刺殺事件」を報じる「毎日新聞」』

 1985年6月18日は、当時“現物まがい商法”なる悪徳商法で2,000億円という暴利を上げていた豊田商事の会長・永野一男が、マスコミ監視の中で刺殺されるという「豊田商事会長刺殺事件」の起きた日である。


 犯行に及んだのは、「豊田商事の被害者に頼まれてやってきた」という飯田篤郎と矢野正計。


 その悪徳商法がマスコミで話題になっていた永野が逮捕寸前だということで、大阪市北区の永野宅マンションには報道陣が詰めかけていたが、その部屋へ飯田と矢野が窓ガラスを破壊して押し入っていくところから、殺害し終わるところまでがテレビ中継されるという、半ば“マスコミ公認の状態”で行なわれた前代未聞の惨劇だった。


 そして、世情を反映したように、殺害犯たちの裁判ではその犯行を「豊田商事の悪徳商法で多くの老人が犠牲になっていることへの義憤」と裁判長が判断し、懲役10年(飯田)と8年(矢野)という比較的軽い判決が言い渡された。


 被害者の悪行、そして制止しなかった多くの目撃者たちが存在したということで、この「豊田商事会長刺殺事件」は、善悪の判断が極めて難しい事件であったことは確かである。


 果たして、現在同様の殺人事件が起きたとして、我々の生きる社会はどのような判断をくだすのだろうか。

 

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編集部

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