観光客が神隠しに…! 田舎の呪われた因習と八丈島の神様!謎の“公衆トイレマニア”も…ホラー映画監督山本清史インタビュー

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――え、怖い!

山本 地元で「あそこには神様がいるから行っちゃだめよ」みたい場所があったりするんですけど、観光客が入って行方不明になったりとかもある。もちろん、詳しいことはわかりませんよ。崖崩れかもしれないし、なんか変な奴にさらわれたのかもしれないし。最悪、そこに入ったことが許せなかった住民が殺害してたり。

――そんなことあるのですか?

山本 ありますよ、そういうことは。田舎ってみんな言わないだけで、だいたいそういうのがいくつかある。

 八丈島や隣の青ヶ島にも、この二つの島にしかない、土着の信仰がありまして、昔はそのシャーマンもいましたからね。今はもういませんけど。


――シャーマンって何をやるのですか?

山本監督が幼少期によく遊んだという場所。鳥居の奥に巨石がある/グーグルマップより

山本 島に「イシバさま」っていう神様がいるんですよ。漢字で書くと多分「石場」ですけど、カタカナで書かれていて。板状の岩みたいなのが折り重なっているんですけど、そこにいるんです。古い家だと、家の中にもイシバさまがいたり、神社でも、鳥居と八幡様と稲荷とイシバさまが混在していたりする。でも、イシバさまについて詳しいことは誰も教えてくれないんですよね。


――イシバさまをうっかり踏んでしまうことなどあるんでしょうか。

山本 結構大きいから、踏むとかそういうレベルにはならないですよ。でも問題は、その下にある石の社みたいなものですね。これが結構小さくて、しかもほかの神様も祀られていたりする。カナヤマサマとかね。「金の山」って書くんですけど、その名のとおり金属の神なんですよ。しかも、強烈に祟りやすい神で、祀っている家の者と喧嘩をすると、多くの不幸が続くとかいわれている。

 古代日本の神様にも「金山彦神(カナヤマヒコノカミ)」とか「金山毘売神(カナヤマビメノカミ)」という神がいることから、八丈島と古代日本とのつながりを感じたりしますね。


――スケールが大きいですね。

山本 土着信仰とか調べるのが大好きですし、今後のJホラーの展開も、そういうところにヒントがあると思っているんですよ。『犬鳴村』とかもそうですよね。海外の方には理解不能かもしれないけど、日本の独特な風土を生かしたホラーは今後も流行る気がします。

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