米国の病院が新型コロナで儲けまくっている仕組みとは!? 「人工呼吸器の陰謀説」も…!

 アメリカで猛威を振るう“コロナ禍”の中で、病院経営の実態はどうなっているのか。新型コロナウイルスの影響で、病院が儲かっているなどということがあるのだろうか。

■コロナ診療で多額の診療報酬

 ミネソタ州選出の上院議員で医師でもあるスコット・ジェンセン氏が4月9日にFOXニュースでコメントした内容が、物議を醸している。病院はコロナ診療で国から補償金をもらっていて、人工呼吸器の使用でさらに保証金が高額になるなど、コロナ診療でかなり儲かっていることを暗に示したのだ。

 しかし、本当にそんなことがあるのか。

 いわゆる“ファクトチェック”を行うオンラインサイトの「Snopes」は、ジェンセン氏の話を「妥当である」と評し、同じく「Politifact」は「半分は本当である」とジャッジ。さらに「FactCheck」は「真実である」と評価し、「最近の法律で病院にCOVID-19の患者と治療に対してより高率のメディケア補償金を支払っていますが、不正が行われている証拠はありません」とコメントしている。

 不正が行われているかどうは当面の問題ではないのだが、コロナ診療において病院は高額な診療報酬を受け取っていることはおそらく間違いなさそうだ。

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「OffGuardian」の記事より

 事実、新型コロナウイルス対策の景気刺激策である「CARES Act(Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security Act)」では、COVID-19のすべての診療に対して病院に20%のボーナスを追加で支払い、人工呼吸器の使用に対しては、より多くの支払いを行うことが記されているという。

 もちろん“不正”が行われているとはいわないものの、“偽陽性”が増える下地が出来上がってしまっているとも言えそうだ。そして人工呼吸器の使用が促される方向へも力が働いているのだろう。こうして各病院で少しずつ“コロナ患者”が増えれば、結果的に“パンデミック”にもなる。

 そして病院が緊急事態に対応すればするほど、つまりコロナ診療が増えれば増えるほどより多くの補償金が得られる。そのためには空床の確保が必要となるので、コロナ以外の入院患者が退院させられ、手術のキャンセルが増えてくるということにもなりかねない。